令和5年12月15日
宮内庁総務課広報室
11月14日、天皇皇后両陛下は、国際連合大学で開催されたコスモス国際賞30回記念のつどい・シンポジウムにご臨席になり、天皇陛下はおことばをお述べになりました。
その後、両陛下は受賞者等の講演をご聴講になり、コスモス国際賞30回の歩みや受賞者の講演について興味深くお聞きになっておられました。
式典へのご臨席後、両陛下は受賞者等とご懇談になりました。ご懇談において、両陛下は、優れた研究への顕彰がコスモス国際賞を通じて30年にわたり続けられてきたことを感慨深く思われ、地道な努力を続けられてきた関係者に対しておねぎらいの言葉をおかけになりました。
![]() |
コスモス国際賞30回記念のつどい・シンポジウムにご臨席になる天皇皇后両陛下 |
![]() |
おことばをお述べになる天皇陛下 |
天皇皇后両陛下のご臨席は、ご即位前の平成29年11月10日のコスモス国際賞25周年記念のつどい・シンポジウム以来となります。
両陛下は、平成5年の花の万博記念コスモス国際賞受賞式典へのご臨席以来、コスモス国際賞受賞者等を東宮御所等にお招きになりご接見になるなど、受賞者との交流を持たれてきました。
【コスモス国際賞】
平成2年に開催された国際花と緑の博覧会の「自然と人間との共生」という理念を継承し、さらに発展させるため、創設された賞です。
天皇陛下は皇太子時代に国際花と緑の博覧会の名誉総裁をお務めになられました。