幕末の大奥と明治の皇城 -和宮と昭憲皇太后-
月曜日から金曜日 | 午前10時から午後8時まで |
土曜日・日曜日・祝日 | 午前10時から午後5時30分まで |
無料
江戸幕府の政治や儀礼を支えた江戸城は,明治元(1868)年4月に明治政府へ明け渡されると,同年10月の東幸を契機として東京城,続いて皇城とその名称を改めます。皇城には明治天皇のお住まいが置かれます。そのほかにも太政官,宮内省の庁舎として利用され,明治6年に焼失するまで初期の明治政府を支えていきます。
本展示では,重要文化財を含む3館の貴重資料を用いて,幕末から明治にかけて江戸城が皇城へと変化する様子を追いかけていきます。また,初公開の大奥の建物に関する図面群「豊田家文書」(東京都立中央図書館蔵)を利用し,居住者によって異なる大奥の意匠についてひも解いていきます。
あわせて展示では,14代将軍徳川家茂の正室で江戸城において幕府の最後を見届けた和宮(静寛院宮)と,明治期に養蚕事業や女子教育の普及などに力を注がれた 昭憲皇太后(明治天皇の皇后)に焦点を当てます。江戸城や皇城といった空間のみならず,明治以降の皇室と和宮の交流にも注目し,お二方の生きた時代とその役割の変化について紹介していきます。
日時 | 平成29年11月4日(土)午後2時から4時まで |
講演内容 | 「江戸の町から江戸城へ~新出大奥図面の世界」 (東京都公文書館史料編さん担当公文書館専門員(日本建築史) 小粥 祐子) 「その後の和宮」 (宮内庁宮内公文書館公文書調査室員(日本近世史,明治維新史) 篠﨑 佑太) |
参加費 | 無料 |
定員 | 100名(抽選) |
会場 | 東京都立中央図書館 4階第二・第三研修室 |
申込方法 | ①東京都立図書館ホームページ「文化財ウィーク講演会」のページからお申し込みください。 ②往復はがき (1)「文化財ウィーク講演会」希望 (2)住所 (3)氏名(ふりがな) (4)電話番号 以上をご記入の上 「〒106-8575 港区南麻布5-7-13 東京都立中央図書館 特別文庫担当」宛にお送りください(1人1枚)。 ※手話通訳または要約筆記をご希望の方は,どちらかをご記入ください。 ※託児サービスをご希望の方は,その旨をご記入ください。 ※介助者(1人まで)の同行があり,座席が必要な場合又は車いすで参加される場合は,その旨をご記入ください。 |
申込締切 | 平成29年10月10日(火)(往復はがきは消印有効) |