宮内公文書館は,横浜開港資料館との共催展を開催しました。本展覧会は、平成29年1月29日(日)をもって終了いたしました。会期中には多くの方々にご観覧をいただきました。ここに,厚く御礼を申し上げます。
明治天皇、横濱へ-宮内省文書が語る地域史-
午前9時30分~午後5時00分(入館は午後4時30分まで)
横浜開港資料館 企画展示室 | |
住所: | 〒231-0021 横浜市中区日本大通3 |
電話: | 045-201-2100 |
交通: | みなとみらい線「日本大通り」駅3番出口から徒歩2分。
JR関内駅(南口),市営地下鉄関内駅から徒歩約15分。 JR桜木町駅から市営バス「日本大通り駅県庁前」・「大桟橋」下車,徒歩1分。 周遊バス あかいくつ「日本大通り」(港の見える丘公園行き)下車徒歩3分。 |
一般200円,小・中学生100円
団体(20人以上)割引あり
嘉永7(1854)年2月,ペリー率いるアメリカ使節の応接所となった横浜村は,安政6(1859)年6月の開港以降,日本の玄関口としての役割を担っていきます。この状況は明治維新後も変わらず,横浜は国際的な貿易港へと発展していきました。一方,京都から東京へ住まいを移された明治天皇は,たびたび横浜を訪れ,政府の推進する近代化政策,「殖産興業」や「富国強兵」の場面に立ち会われます。横浜は海外に開かれた港を中心に,近代日本の国家的行事の舞台にもなりました。もちろん,横浜に住む人びともそうした場面に遭遇していきます。
歴史を知るには,過去の出来事を記録した史料の存在が不可欠ですが,大正12(1923)年9月の関東大震災,さらに昭和20(1945)年5月の横浜大空襲によって横浜は史料の多くを失います。しかし,横浜と交流のあった地域や国の機関には,横浜の歴史を語る史料が存在します。本展示では,宮内庁宮内公文書館所蔵の各種史料から横浜の歴史を見るとともに,地域史の視点から明治天皇の姿を追っていきます。
共催展示の関連行事として下記の要領で展示解説と講演会を行います。
[展示解説] | |
【講師】 | 沼倉延幸(宮内公文書館) 辻岡健志(宮内公文書館) 篠﨑佑太(宮内公文書館) 吉田律人(横浜開港資料館) |
【日時】 | 11月3日(木・祝)/12月3日(土)/12月23日(金・祝)/1月21日(土) 午後1時30分から30分程度 |
【会場】 | 横浜開港資料館 企画展示室 |
[講演会]「明治天皇と横浜」 | |
【講師】 | 篠﨑佑太(宮内公文書館) 辻岡健志(宮内公文書館) 吉田律人(横浜開港資料館) |
【日時】 | 12月10日(土) 午後1時30分~午後4時00分 |
【会場】 | 横浜開港資料館 講堂 |
【募集人員】 | 80名(応募者多数の場合は抽選) |
【申し込み方法】 | 往復はがきに,郵便番号・住所・氏名(ふりがな)・電話番号を記入の上,下記の住所にお送りください。はがきは1枚につき1名様のみの申し込みです。 |
【締切】 | 11月22日(火) |