鞍上にて駆ける近代 御料馬・主馬寮 ・天覧競馬
宮内庁宮内公文書館 公益財団法人 馬事文化財団
令和3年9月11日(土)~11月21日(日)
(休館日:月・火曜日(祝日開館),9月22 日(水))
※新型コロナウイルス感染症対策のため,予告なく開催期間等を変更することがあります。
午前11時~午後4時
※入館受付は閉館の30分前まで
大人200円,小・中・高校生30円
※毎週土曜日は小・中・高校生無料
※障がい者手帳をお持ちの方は無料
※駐車場はございません。公共交通機関をご利用ください。
明治天皇は,御料馬に数多く騎乗され,乗馬を楽しまれました。競馬場へもたびたび足を運ばれ,天覧競馬が催されました。明治38年(1905)には,現在の天皇賞へとつながる帝室御賞典が,横浜・根岸競馬場からはじまっています。馬との深いつながりは,大正天皇,昭和天皇にもひきつがれ,幼少の頃から乗馬にいそしみました。
皇室をささえる宮内省内には,馬を取り扱う部署である主馬寮と御料牧場が設置されます。主馬寮の職員は,天皇・皇族がお召しになる馬車をひき,御料牧場では良質な馬づくりにはげみました。また,日本競馬黎明期には先達となる騎手を輩出する一方,江戸時代からつづく古式馬術の使い手としても活躍しました。
本展では,馬とともに駆け抜けた明治・大正・昭和の歴史にスポットをあて,馬の博物館と宮内公文書館が所蔵する資料を中心に,近代の皇室と宮内省に伝わる馬文化を紹介します。
共催展示の関連行事として下記の要領で講演会を行います。
◎講演会
・10月23日(土) 午後1時~午後3時
辻岡健志(宮内庁書陵部図書課宮内公文書館)「天覧競馬こと始め」
篠﨑佑太(宮内庁書陵部図書課宮内公文書館)「宮内省御厩課の時代」
・11月3日(水・祝) 午後1時~午後3時
二ノ宮幹太(宮内庁書陵部図書課宮内公文書館)「関東大震災後の御料馬車」
金澤真嗣(馬の博物館)「乗馬倶楽部の「勃興」と皇室」
【会場】馬の博物館
【定員】各回30名
【申込方法】
葉書または馬の博物館ホームページより,8月20日(金)~10月3日(日)まで申込受付(葉書は必着。申込人数が定員を超えた場合は抽選)
葉書には,住所・氏名(複数名の場合は全員の氏名)・電話番号・参加希望日(両日申込可)をご記入の上,馬の博物館学芸部まで。
受付終了後,10月10日(日)までにメール・郵送等で結果をお知らせします。
※根岸競馬記念公苑(馬の博物館・ポニーセンター)は,新型コロナウイルス感染拡大防止のため,8月31日(火)まで臨時休苑しております。
なお,馬の博物館職員の勤務体制変更により,休苑中は電話による対応を中止しています。
今後の状況については,馬の博物館ホームページをご確認ください。