天皇皇后両陛下モンゴルご訪問
【令和7年7月8日(火) ご訪問3日目】
歓迎式典
天皇皇后両陛下は、 8日午前、スフバートル広場において、大統領閣下及び同令夫人のお出迎えをお受けになり、歓迎式典にご臨場になりました。
両陛下は、歓迎式典に参列したモンゴル閣僚等のご紹介をお受けになった後、階段をお登りになり、スフバートル広場に向けてお手をお振りになりました。その後、政府庁舎にご移動になり、天皇陛下がゲストブックにご記帳になりました。
大統領閣下及び同令夫人とのご会見
天皇皇后両陛下は、政府庁舎内にある貴賓応接ゲル内で、大統領閣下及び同令夫人とご会見になりました。天皇陛下は、両陛下で国賓として招待を受けたことについて謝意をお伝えになるとともに、今回の訪問が日本とモンゴルの友好親善関係を更に強化することになることを願われました。
日本人死亡者慰霊碑ご供花
天皇皇后両陛下は、8日午後に日本人死亡者慰霊碑においてご供花になりました。
両陛下はご供花になった後、ご遺族等の関係者にご会釈になりました。
【日本人死亡者慰霊碑】
大統領閣下及び同令夫人主催晩餐会
天皇皇后両陛下は、8日夜に大統領閣下及び同令夫人主催の晩餐会にご出席になりました。晩餐会では、両国国歌の演奏の後、大統領閣下が晩餐会開始のご挨拶を述べられ、乾杯の発声をされました。続いて、天皇陛下が、ご答辞を述べられ、乾杯のご発声をされました。モンゴル舞踊が演じられた後、陛下は国立馬頭琴交響楽団とご共演になりました。
天皇陛下は、晩餐会にて、モンゴルを代表するアーティストの方々の質の高いパフォーマンスをご覧になるとともに、国立馬頭琴交響楽団とご共演の形でビオラをご演奏にもなり、充実された時間を過ごされました。皇后陛下は、晩餐会の中のパフォーマンスを通じて、モンゴルの人たちの豊かな芸術性をお感じになり、才能が豊かであることに感銘を受けられました。
■モンゴルご訪問の記事
- 1日目(東京国際空港ご出発、チンギス・ハーン国際空港ご到着)
- 2日目(チンギス・ハーン国立博物館ご視察、ウランバートル市上下水道公社本部ご視察、ガチョールト水源ご視察)
- 3日目(歓迎式典、大統領閣下及び同令夫人とのご会見、日本人死亡者慰霊碑ご供花、大統領閣下及び同令夫人主催晩餐会)
- 4日目(モンゴルコーセン技術カレッジご訪問、ウランバートル市第149番学校ご訪問、モンゴル日本病院ご訪問、在留邦人代表ご接見)
- 5日目(新モンゴル学園ご訪問、ガンダン寺ご視察)
- 6日目(ナーダム開会式ご臨席、弓射競技ご覧等、日本とゆかりのあるモンゴル人ご接見)
- 7日目(競馬競技ご覧、ホスタイ国立公園ご視察)
- 8日目(大統領閣下及び同令夫人とお別れのご挨拶、チンギス・ハーン国際空港ご出発、東京国際空港ご到着)