令和5年9月29日
宮内庁総務課広報室
9月20日、天皇皇后両陛下と愛子内親王殿下は、第70回日本伝統工芸展をご覧になりました。
天皇皇后両陛下と愛子内親王殿下は、作品に用いられている技法や素材についての説明をお聞きになりながら、受賞作品を中心に数々の優れた伝統工芸品をご鑑賞になり、その際、日本工芸会総裁である佳子内親王殿下がお言葉を添えられることもあり、楽しそうに感想をお話になりました。
天皇皇后両陛下と愛子内親王殿下は、作品をご鑑賞になった後、佳子内親王殿下を始めとする日本工芸会関係者とご懇談になり、日本の伝統工芸のこれまでの動向や、継承の大切さなどについて関心深くお聞きになりました。従来の伝統的な技法に、新たな技法や新しいデザインを加えたことにより、伝統工芸を更に発展させていこうとする作家の方々の意気込みをお感じになりました。
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| 会場入口で、日本工芸会総裁である佳子内親王殿下からご挨拶をお受けになる天皇皇后両陛下と愛子内親王殿下 |
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| 総裁賞作品の前で、佳子内親王殿下からご説明をお受けになる天皇皇后両陛下と愛子内親王殿下 |
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| 総裁賞作品について説明をお聞きになり、熱心にご鑑賞になる天皇皇后両陛下と愛子内親王殿下 |
【日本工芸会】
公益社団法人日本工芸会は、重要無形文化財保持者（いわゆる人間国宝）を中心に伝統工芸作家、技術者等で組織される団体です。日本伝統工芸展は、文化財保護法の趣旨にそって、日本の優れた伝統工芸の保護と育成を目的に、日本工芸の技と美が集結する公募展であり、昭和29年から年１回開催されています。
