こどもの日にちなみ 九段幼稚園ご訪問(千代田区)

令和6年5月28日
宮内庁総務課広報室


5月21日(火)、天皇皇后両陛下は、こどもの日にちなみ、千代田区立九段幼稚園をご訪問になりました。

天皇皇后両陛下は、3歳児のリズム遊びをご覧になるとともに、5歳児と同じ敷地内にある九段小学校5年生が共同で行う工作(園児が北の丸公園への親子遠足で拾ってきた木の実や落葉、花びらなどの自然物を使った作品の制作)をご覧になりました。また、4歳児と小学5年生の足指体操の様子もご覧になりました。


幼稚園児(5歳児)と小学5年生の交流をご覧になる天皇皇后両陛下


両陛下は、園児に、

「今何を作っているの?」

「どのような工夫をしたの?」

「遠足は楽しかった?」

などと、一人一人に親しみを込めてお話になりました。


ご視察後、両陛下は、日頃から幼稚園教育や、小学校教育に携わっている関係者等とご懇談になり、その尽力をおねぎらいになるとともに、幼稚園教育の現状と課題や防災の観点から、こどもの安全を守る取組などについて理解を深められました。また今回のご訪問において、それぞれの年齢に応じた活動に熱心に取り組んでいるこどもたちと直接交流することができたことをうれしく思われました。


こどもの日にちなみ
九段幼稚園にご到着になり、九段小学校長等のお出迎えをお受けになる天皇皇后両陛下。
文部科学省文部科学審議官から幼児教育に関する施策についての説明をお受けになり、
九段幼稚園長からは幼児教育と小学校教育の連携・接続を意識した園児、児童の交流活動や
幼稚園児を対象とした預かり保育の充実などについて説明をお受けになりました。

こどもの日にちなみ
こどもの日にちなみ
幼稚園児と小学生が楽しそうに協力しながら力を合わせて作業を進めている姿が印象に残られました。