皇居

皇居の航空撮影写真
皇居の航空撮影写真
(写真:警視庁)

徳川幕府の居城(江戸城)であったものが,明治元年に皇居となり,明治21年以来,宮城と称されていましたが,昭和23年,宮城の名称が廃止されて,皇居と呼ばれるようになりました。

皇居内には,天皇皇后両陛下のお住居である御所をはじめ,諸行事を行う宮殿,宮内庁関係の庁舎,紅葉山御養蚕所などの建物があり,その一角に桃華楽堂などのある皇居東御苑があります。

宮殿

正殿
正殿

昭和43年10月に完成し,翌年4月から使用を開始した宮殿は,大屋根と柱・梁で構成される日本古来の建築美を生かして造られ,また,その建築資材のほとんどが国産のものです。

宮殿は,深い軒の出を持つ勾配屋根をかけた鉄骨鉄筋造りの地上2階,地下1階,延べ面積22,949平方メートル(6,942坪)の建物で,正殿(せいでん),豊明殿(ほうめいでん),連翠(れんすい),長和殿(ちょうわでん),千草・千鳥の間(ちぐさ・ちどりのま)など7つの棟から構成されています。

御所

御所 御車寄
御所 御車寄

御所は,天皇皇后両陛下のお住居として,皇居内の吹上地区の一角に建設され,平成5年12月8日からご使用になっています。

吹上大宮御所

吹上大宮御所
吹上大宮御所

吹上大宮御所は,皇居内の吹上地区にあり,香淳皇后のお住居として使われていました。

皇居東御苑

諏訪の茶屋
諏訪の茶屋

皇居造営の一環として,昭和35年1月29日の閣議決定に基づき,皇居東地区の旧江戸城の本丸・二の丸・三の丸の一部を皇居附属庭園として整備することになり,昭和36年に着工し,昭和43年9月に完成しました。面積約21万平方メートルの庭園は,昭和43年10月1日から宮中行事に支障のない限り一般に公開されています。

この御苑内には,桃華楽堂や三の丸尚蔵館,楽部・書陵部の庁舎などがあります。

桃華楽堂

桃華楽堂
桃華楽堂

桃華楽堂は,香淳皇后のご還暦を記念して,皇居東御苑内の旧江戸城の天守閣跡に隣接する地に,昭和41年2月に建てられた音楽堂です。

三の丸尚蔵館

三の丸尚蔵館
三の丸尚蔵館
三の丸尚蔵館展示室
三の丸尚蔵館展示室

三の丸尚蔵館は,皇室に代々受け継がれた絵画・書・工芸品などの美術品類が平成元年6月,国に寄贈されたのを機に,これら美術品を環境の整った施設で大切に保存・管理するとともに,調査・研究を行い,併せて一般にも展示公開することを目的として,平成4年9月に皇居東御苑内に建設され,翌年11月3日に開館しました。

なお,平成8年10月に故秩父宮妃のご遺贈品,平成13年4月に香淳皇后のご遺品,平成17年10月に故高松宮妃のご遺贈品,さらに平成26年3月には三笠宮家のご寄贈品が加わり,現在約9,800点の美術品類を収蔵しています。