本文へ移動

ながさきピース文化祭2025(第40回国民文化祭及び第25回全国障害者芸術・文化祭)にご臨場、併せて地方事情をご視察(長崎県)

【令和7年9月14日(日) 行幸啓3日目】

アルカスSASEBO ながさきピース文化祭2025(第40回国民文化祭及び第25回全国障害者芸術・文化祭)開会式ご臨席及びフェスティバルご覧(長崎市)

天皇皇后両陛下は、アルカスSASEBOにおいて、ながさきピース文化祭2025(第40回国民文化祭及び第25回全国障害者芸術・文化祭)開会式にご臨席になり、天皇陛下はおことばをお述べになりました。

【天皇陛下のおことば】ながさきピース文化祭2025(第40回国民文化祭及び第25回全国障害者芸術・文化祭)開会式

両陛下は、古くから海外との交流が盛んであった長崎の歴史、文化や被爆体験を踏まえた平和への思いを、演技、音楽、映像が一体となる展開でストーリー化された見応えのある舞台を印象深くお思いになりました。

開会式にご臨席になる天皇皇后両陛下
おことばをお述べになる天皇陛下
フェスティバルをご覧になる天皇皇后両陛下

両陛下は、フェスティバルをご覧になった後、出演者の代表の方々とご交流になりました。両陛下は、出演者のこれまでの活動体験や今回のステージに向けて練習を積み重ねてきた努力を直接お聞きし、うれしくお思いになりました。

出演者とご交流になる天皇皇后両陛下

両陛下は、被爆から80年となる節目の年に愛子内親王殿下とお三方で長崎県をご訪問になることがおできになったことを感慨深く思われました。

両陛下と愛子内親王殿下は、原爆被害の実相について理解を深められ、被爆された方々のお話を直接お聞きになったことや、そうした方々のご苦労を語り継いでいる若い語り部の皆さんとのお話を通じて、戦争の記憶が薄れようとしている今日、被爆体験や平和の大切さが伝えられていくことの大切さを改めてお感じになりました。

両陛下は、ながさきピース文化祭2025の成功を改めて願われるとともに、今回のご訪問に当たって、関係者の方々が万全の準備を進めてこられたことや、多くの長崎県民の皆さんに蒸し暑い中、また時には強い雨が降る中、温かく迎えていただいたことに感謝されました。