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佳子内親王殿下のブラジルご訪問時のおことばなど(令和7年)

ブラジル

  • 御列席の皆様

    本日、日本とブラジル連邦共和国との外交関係樹立130周年および「日本ブラジル友好交流年」という記念の年を、皆様とご一緒にお祝いできますことを、たいへん嬉しく思います。このたび、ブラジル政府からのご招待によりブラジルを訪れることができ、皆様がサンパウロでこのような歓迎行事を開催してくださいましたことに心から感謝申し上げます。

    1908年に笠戸丸がサントス港に到着してから117年がたちました。昨日は「開拓先没者慰霊碑」に献花を行い、先人が歩んだ険しい道のりに思いを馳せ、本日は「ブラジル日本移民史料館」で、日系の皆様の歴史を改めて心に刻みました。日本から移住された方々とそのご子孫が、様々な困難に直面しながらも、日々努力を重ねてこられたことに、そして、ブラジルの社会に貢献してこられたことに、改めて深く敬意を表します。

    現在、ブラジルの日系社会は約270万人と世界最大であり、そのうち約130万人の皆様がサンパウロ州に住んでいらっしゃいます。先ほど、日系の方々とお話をする機会をいただき、お伝えくださったことそれぞれが深く心に残っております。また、多くの方々が幅広い分野で活躍していらっしゃることに感銘を受けました。ブラジルから日本にも、日系の方を中心とする約21万人が来られ、様々な分野で活躍していらっしゃいます。ブラジルにいらっしゃる日系の皆様と、ブラジルから日本に来られた方々お一人お一人のご努力は、日本とブラジルの友好関係をさらに深めることに繋がっていると感じます。深く感謝申し上げます。

    ブラジルには、これまで、天皇陛下、上皇上皇后両陛下をはじめとする方々がご訪問を続けてこられました。私の両親や姉もサンパウロ州を訪れ、皆様に心あたたまるお迎えをいただいたことを、大切な思い出として持ち続けています。また私自身も、子どものころより、サンパウロ州にある「ブラジル日本語センター」の方々など、日本を訪問された方々とお話しする機会に恵まれてきました。こうして親しい気持ちを持ち続けてきたブラジルで、皆様にお会いできましたことを、とても嬉しく思います。日本でも皆様のご活躍を伝えたいと思います。そしてこれからも、日系の皆様への親しい気持ちを大切に持ち続けます。

    終わりに、皆様のお幸せと、ますますのご活躍を、また、日本とブラジルの友好関係が一層深まりますことを願い、私の挨拶といたします。

    ありがとうございました。ムィント・オブリガーダ

  • フレイタス州知事
     御列席の皆様

    本日、フレイタス州知事を始めサンパウロ州政府の関係者の皆様がこのようなレセプションを開催してくださいましたことに、心より御礼申し上げます。また先ほどフレイタス州知事より、「イピランガ勲章」を授与していただき、誠に光栄に存じます。この度日本とブラジル連邦共和国との外交関係樹立130周年および「日本ブラジル友好交流年」という記念の年を、サンパウロ州の皆様とご一緒にお祝いできますことを、たいへん嬉しく思います。

    今から130年前の1895年に、「日伯修好通商航海条約」が調印され、日本とブラジルとの間で外交関係が樹立されました。それ以来、両国は、政治、経済、社会、環境、学術、文化、スポーツなどの幅広い分野にわたり交流を深め、相互の協力関係を築いてきました。

    その中でも、サンパウロ州は、4600万人の人口を擁し、製造業、商業、金融業、農業などの分野で発展が著しく、ブラジル経済の中心地として、日本との経済関係においても大きな役割を果たしています。ブラジルに進出している日本企業の多くが、サンパウロ州を中心にブラジル全体を見据えてビジネスを営んでおり、サンパウロ州が日本とブラジルの重要な経済関係を支えています。

    そして日本とブラジルの緊密な関係を振り返るとき、そのような関係が、日本からブラジルに渡った方々とそのご子孫や、ブラジルから日本に来られた方々を含め、両国の多くの方々によって培われてきたことに思いを寄せております。ブラジルの日系社会は約270万人と世界最大であり、そのうち約130万人がサンパウロ州に住んでいらっしゃいます。昨日から、日系の方々にお会いする中で、積み重ねてこられたご努力と、幅広いご活躍に、改めて感銘を受けております。

    ブラジルの方々が、日本からの移住者をあたたかく受け入れてくださったこと、そして、日本のビジネス関係者に良好な事業環境を提供してくださっていることは、両国の深い結びつきに繋がっていると思います。両国の友好関係の発展に寄与してこられた全ての皆様に、改めて、深い感謝と敬意を表します。

    ブラジルには、これまで、天皇陛下、上皇上皇后両陛下をはじめとする方々がご訪問を続けてこられました。私の両親や姉もサンパウロ州を訪れ、皆様に心あたたまるお迎えをいただいたことを、大切な思い出として持ち続けています。また私自身も、子どものころより、サンパウロ州にある「ブラジル日本語センター」の方々など、日本を訪問された方々とお話しする機会に恵まれてきました。こうして親しい気持ちを持ち続けてきたブラジルで、皆様にお会いできましたことを、とても嬉しく思います。

    終わりに、皆様のお幸せと、ますますのご活躍を、また、日本とブラジルの友好関係が一層深まりますことを願い、私の挨拶といたします。

    ありがとうございました。ムィント・オブリガーダ

  • 御列席の皆様

    本日、日本とブラジル連邦共和国との外交関係樹立130周年および「日本ブラジル友好交流年」という記念の年を、皆様とご一緒にお祝いできますことを、たいへん嬉しく思います。このたび、ブラジル政府からのご招待によりブラジルを訪れることができ、皆様が、パラナ州のマリンガでこのような歓迎行事を開催してくださいましたことに、心から感謝申し上げます。

    日本から移住した方々が北パラナに入植を始めてから、110年がたちました。先人が歩んだ険しい道のりに思いを馳せるとともに、日系の皆様の歴史を改めて心に刻んでおります。日本から移住された方々とそのご子孫が、様々な困難に直面しながらも、日々努力を重ねてこられたことに、そして、ブラジルの社会に貢献してこられたことに、改めて深く敬意を表します。

    現在、ブラジルの日系社会は約270万人と世界最大であり、パラナ州にも、多くの皆様が住んでいらっしゃいます。先ほど、日系の方々とお話をする機会をいただき、お伝えくださったことそれぞれが深く心に残っております。また、多くの方々が幅広い分野で活躍していらっしゃることに感銘を受けました。ブラジルから日本にも、日系の方を中心とする約21万人が来られ、様々な分野で活躍していらっしゃいます。ブラジルにいらっしゃる日系の皆様と、ブラジルから日本に来られた方々お一人お一人のご努力は、日本とブラジルの友好関係をさらに深めることに繋がっていると感じます。深く感謝申し上げます。

    「マリンガ文化体育協会」には、室内体育館や各種競技のコート、プール、ビーチテニス場があり、また、マリンガ市と姉妹都市関係にある兵庫県加古川市の協力により日本語学習設備も整備されていると伺っています。これらの施設を使い、若い世代を含む幅広い年齢層の会員の皆様が交流されていると知り、嬉しく思います。

    ブラジルには、これまで、天皇陛下、上皇上皇后両陛下をはじめとする方々がご訪問を続けてこられました。私の両親や姉もパラナ州を訪れ、皆様に心あたたまるお迎えをいただいたことを、大切な思い出として持ち続けています。また私自身も、子どものころより、ブラジルから日本を訪れた方々とお話しする機会に恵まれてきました。こうして親しい気持ちを持ち続けてきたブラジルで、皆様にお会いできましたことを、大変嬉しく思います。日本でも皆様のご活躍を伝えたいと思います。そしてこれからも、日系の皆様への親しい気持ちを大切に持ち続けます。

    終わりに、皆様のお幸せと、ますますのご活躍を、また、日本とブラジルの友好関係が一層深まりますことを願い、私の挨拶といたします。

    ありがとうございました。ムィント・オブリガーダ

  • ラチーニョ州知事、スズキ・アリアンサ会長を始めとする会員の皆様、ご列席の皆様

    本日は、昼食会にご招待いただき、誠にありがとうございます。

    昨日から、マリンガ、ロランジア、ロンドリーナを訪問し、多くの方々にお会いできましたことをたいへん嬉しく思います。皆様があたたかくお迎えくださったことに、心から感謝しております。日本から移住された方々とそのご子孫が、様々な困難に直面しながらも、日々努力を続けてこられたことに、そしてブラジルの社会に貢献してこられたことに、改めて深く敬意を表します。

    日本とブラジルの外交関係樹立130周年という記念すべき年にあたり、皆様のお幸せと、ますますのご活躍を願っております。

    ありがとうございました。ムィント・オブリガーダ

  • 御列席の皆様

    本日、日本とブラジル連邦共和国との外交関係樹立130周年および「日本ブラジル友好交流年」という記念の年を、皆様とご一緒にお祝いできますことを、たいへん嬉しく思います。このたび、ブラジル政府からのご招待によりブラジルを訪れることができ、皆様が、マット・グロッソ・ド・スール州のカンポグランデでこのような歓迎行事を開催してくださいましたことに、心から感謝申し上げます。

    カンポグランデは、日本からの多くの移住者が従事した大変な難工事の末に、1914年にサンパウロからの鉄道が開通したことを契機として飛躍的に発展し、さらに多くの日系の方々が移住されたと伺いました。先ほどは、「開拓先駆者慰霊碑」への献花を行い、先人が歩んだ険しい道のりに思いを馳せるとともに、日系の皆様の歴史を改めて心に刻んでおります。日本から移住された方々とそのご子孫が、様々な困難に直面しながらも、日々努力を重ねてこられたことに、そして、ブラジルの社会に貢献してこられたことに、改めて深く敬意を表します。

    現在、ブラジルの日系社会は約270万人と世界最大であり、マット・グロッソ・ド・スール州にも、多くの皆様が住んでいらっしゃいます。先ほど、日系の方々とお話をする機会をいただき、お伝えくださったことそれぞれが深く心に残っております。また、多くの方々が幅広い分野で活躍していらっしゃることに感銘を受けました。ブラジルから日本にも、日系の方を中心とする約21万人が来られ、様々な分野で活躍していらっしゃいます。ブラジルにいらっしゃる日系の皆様と、ブラジルから日本に来られた方々お一人お一人のご努力は、日本とブラジルの友好関係をさらに深めることに繋がっていると感じます。深く感謝申し上げます。

    マット・グロッソ・ド・スール州は、沖縄からの移住者が多く、沖縄県と姉妹提携をしています。様々な分野で交流が行われていると伺い、嬉しく思っております。

    ブラジルには、これまで、天皇陛下、上皇上皇后両陛下をはじめとする方々がご訪問を続けてこられました。私の両親や姉もブラジルを訪れ、心あたたまるお迎えをいただいたことを、大切な思い出として持ち続けています。また私自身も、子どものころより、ブラジルから日本を訪れた方々とお話しする機会に恵まれてきました。こうして親しい気持ちを持ち続けてきたブラジルで、皆様にお会いできましたことを、たいへん嬉しく思います。日本でも皆様のご活躍を伝えたいと思います。そしてこれからも、日系の皆様への親しい気持ちを大切に持ち続けます。

    終わりに、皆様のお幸せと、ますますのご活躍を、また、日本とブラジルの友好関係が一層深まりますことを願い、私の挨拶といたします。

    ありがとうございました。ムィント・オブリガーダ

  • リエデル州知事、御列席の皆様

    本日は昼食会を開催していただき、誠にありがとうございます。

    昨日から、マット・グロッソ・ド・スール州を訪問し、多くの方々がとてもあたたかくお迎えくださいましたことに心から感謝しております。先ほどは、「カンポグランデ日伯文化体育協会」において、心あたたまる歓迎行事を開催していただき、日系の方々といろいろなお話をすることができました。リエデル州知事からも、マット・グロッソ・ド・スール州の魅力について教えていただきました。2015年に私の両親も訪れ、その思い出を聞いていたマット・グロッソ・ド・スール州で、皆様にお会いできましたことを、とてもうれしく思います。

    日本とブラジルの外交関係樹立130周年という記念の年にあたり、皆様のお幸せと、ますますのご活躍を願っております。

    ありがとうございました。ムィント・オブリガーダ

  • モッタ下院議長閣下、御列席の皆様

    日本とブラジル連邦共和国との外交関係樹立130周年および「日本ブラジル友好交流年」という記念の年に、ブラジル政府のお招きにより貴国を訪問できましたことを、たいへん嬉しく思います。

    本日は、ブラジル連邦議会におきまして、皆様と共に「日伯外交関係樹立130周年・日本人ブラジル移住の日記念式典」に参加することができ、たいへん光栄に存じます。ただいま、モッタ下院議長閣下から、あたたかい歓迎のお言葉をいただきましたことに、深く感謝申し上げます。

    今から130年前の1895年に「日伯修好通商航海条約」が調印され、日本とブラジルとの間に外交関係が樹立されました。それ以来、両国は、政治、経済、社会、環境、学術、文化、スポーツなどの幅広い分野にわたり交流を深め、相互の協力関係を築いてきました。

    両国議会におきましても、それぞれ友好議員連盟が設立され、交流を深めておられます。本日こうして、長い歴史の上に成り立っている両国間の絆に想いをはせ、共にお祝いできることを誠に喜ばしく思います。

    本年3月には、ルーラ大統領閣下が国賓として訪日されました。その際に、大統領閣下と共に両議長閣下を始めとする議会関係者の皆様も日本においでになりました。私も、6年ぶりに宮中で開催された晩餐会で、皆様とご一緒させていただいたことを嬉しく思っております。

    また、このご訪問を一つの契機として、両国の間で様々な協力が進められていることを、心強く思います。

    そして、日本とブラジルの友好関係の130年を振り返りながら、私たちの間の友好関係が日本からブラジルに渡った方々とそのご子孫を含む両国の多くの方々によって培われてきたことに思いを寄せております。

    ブラジルには、世界最大の約270万人の日系社会があります。今回の訪問では、多くの日系の方々にお目にかかり、お話を伺いました。日本から移住された方々とそのご子孫が、日々努力を重ねてこられたこと、そしてブラジルの社会に貢献してこられたことを、改めて胸に刻みました。長年にわたり、日本からの移住者をあたたかく受け入れてくださったブラジルの方々に、厚く御礼申し上げます。

    ブラジルから日本にも、日系の方を中心とする約21万人が来られ、様々な分野で活躍していらっしゃいます。ブラジルにいらっしゃる日系の皆様と、ブラジルから日本に来られた方々のご努力は、日本とブラジルの友好関係をさらに深めることに繋がっていると思います。

    日本とブラジルは地理的に離れていますが、心の距離はとても近く感じます。ブラジルの様々な都市で日本祭りが行われており、日本でも各地でブラジル・フェスティバルやサンバ・カーニバルが行われています。

    今後、両国間の協力関係がさらに深まり、末永く続くことを願っております。日本とブラジルの人々が、これからも交流をすすめ、寄り添いあう未来を思い描いております。大切な友人、アミーゴとして。

    終わりに、両国の友好関係の発展に寄与してこられた全ての方々に、改めて、深い感謝と敬意を表しますとともに、御列席の皆様、ブラジルの皆様のお幸せ、そして両国の更なる友好親善関係の発展を願い、記念式典に寄せる言葉といたします。

    ありがとうございました。ムィント・オブリガーダ

  • ヴィエイラ外務大臣閣下、御列席の皆様

    日本とブラジル連邦共和国との外交関係樹立130周年および「日本ブラジル友好交流年」という記念の年に、ブラジル政府のお招きにより貴国を訪問できましたことを、たいへん嬉しく思います。このたびの訪問に際して、ブラジル政府をはじめ多くの関係者の皆様から様々なご配慮をいただきましたことに、厚く御礼申し上げます。

    本日、ヴィエイラ外務大臣閣下を始め、ブラジル政府関係者の皆様には、このような午餐会を開催していただきましたことに心から感謝申し上げます。また、ただいま、ヴィエイラ外務大臣閣下からあたたかいお言葉をいただきましたことを誠にありがたく存じます。

    ブラジルには、これまで、天皇陛下、上皇上皇后両陛下をはじめとする方々が、貴国への訪問を通して、両国の親善に努めてこられました。私の両親や姉もブラジルを訪れ、心あたたまるお迎えをいただいたことを、大切な思い出として持ち続けています。

    また私自身も、子どものころより、ブラジルから日本を訪問された方々とお話しする機会に恵まれ、ブラジルに親しみを感じてきました。いつかブラジルを訪れたいと願っておりましたので、今回貴国への訪問が叶いましたことを大変嬉しく思います。

    本年3月には、日本にとって6年ぶりの国賓として、ルーラ大統領閣下が日本においでくださいました。宮中では晩餐会が開催され、私はヴィエイラ外務大臣閣下のお隣でご一緒させていただき嬉しく存じました。

    この晩餐会で、ルーラ大統領閣下は、日本とブラジルの関係が相互の敬意と継続的な協力を基に築かれてきたことをおっしゃいました。私は今回の訪問の間、大統領閣下のお言葉を思い出しながら、ブラジルの素晴らしさと、日本とブラジルの関係の大切さを実感しております。

    そして、そのような関係が、日本からブラジルに渡った方々とそのご子孫や、ブラジルから日本に来られた方々を含め、日本とブラジルの多くの方々によって培われてきたことを思いつつ、130年の歴史を振り返っております。両国の友好関係の発展に寄与してこられた全ての方々に、改めて、深い感謝と敬意を表します。

    今回の訪問では、多くの方々にあたたかくお迎えいただくとともに、ブラジルの多様な文化や、力強い発展に触れ、ブラジルの多彩な魅力に接し、改めて深い尊敬の気持ちを抱いております。

    日本の我が家では、ブラジルのイペーが育てられ、毎年花を咲かせます。日本とブラジルの友好関係も、様々な分野で花を咲かせており、新しいつぼみもふくらみつつあるように思います。関係する方々のご努力が実り、たくさんのつぼみが美しく花開くことを願っております。日本とブラジルの人々がさらに交流をすすめ、これからも大切な友人、アミーゴとして、寄り添いあう未来を思い描いております。

    終わりに、御列席の皆様、ブラジルの皆様のお幸せ、そして両国の更なる友好親善関係の発展を願い、杯をあげたく存じます。

    サウージ!

  • 御列席の皆様

    本日、日本とブラジル連邦共和国との外交関係樹立130周年および「日本ブラジル友好交流年」という記念の年を、皆様とご一緒にお祝いできますことを、たいへん嬉しく思います。このたび、ブラジル政府からのご招待によりブラジルを訪れることができ、皆様が、ブラジリアでこのような歓迎行事を開催してくださいましたことに、心から感謝申し上げます。

    ブラジルには、世界最大の約270万人の日系社会があります。この度のブラジルへの訪問を通して、先人が歩んだ険しい道のりに思いを馳せるとともに、日系の皆様の歴史を改めて心に刻んでおります。日本から移住された方々とそのご子孫が、様々な困難に直面しながらも、日々努力を重ねてこられたことに、そして、ブラジルの社会に貢献してこられたことに、改めて深く敬意を表します。

    ブラジリアでは、約65年前に首都が建設され人口が急速に拡大する中、セラードの土壌で、日系の方々が野菜や果物の生産に尽力され、人々の健康な食生活を支えてこられたと伺いました。そして、現在に至るまで、多くの日系の方々が幅広い分野で活躍していらっしゃいます。

    本日、私はブラジル連邦議会における「日伯外交関係樹立130周年・日本人ブラジル移住の日記念式典」と、イタマラチ宮での記念午餐会に出席しました。ご列席の方々から日本とブラジルの深い関係についてのお言葉をお聞きし、両国の絆の大切さと、その絆を強くしてこられた日系の皆様の役割の大きさを改めて感じました。ブラジルから日本にも、日系の方を中心とする約21万人が来られ、様々な分野で活躍していらっしゃいます。ブラジルにいらっしゃる日系の皆様と、ブラジルから日本に来られた方々お一人お一人のご努力は、日本とブラジルの友好関係をさらに深めることに繋がっていると感じます。深く感謝申し上げます。

    ブラジルには、これまで、天皇陛下、上皇上皇后両陛下をはじめとする方々がご訪問を続けてこられました。私の両親や姉もブラジルを訪れ、心あたたまるお迎えをいただいたことを、大切な思い出として持ち続けています。また私自身も、子どものころより、ブラジルから日本を訪れた方々とお話しする機会に恵まれてきました。こうして親しい気持ちを持ち続けてきたブラジルで、皆様にお会いできましたことを、とても嬉しく思います。日本でも皆様のご活躍を伝えたいと思います。そしてこれからも、日系の皆様への親しい気持ちを大切に持ち続けます。

    終わりに、皆様のお幸せと、ますますのご活躍を、また、日本とブラジルの友好関係が一層深まりますことを願い、私の挨拶といたします。

    ありがとうございました。ムィント・オブリガーダ

  • 御列席の皆様

    本日、日本とブラジル連邦共和国との外交関係樹立130周年および「日本ブラジル友好交流年」という記念の年を、皆様とご一緒にお祝いできますことを、たいへん嬉しく思います。このたび、ブラジル政府からのご招待によりブラジルを訪れることができ、皆様が、リオデジャネイロでこのような歓迎行事を開いてくださいましたことに、心から感謝申し上げます。

    今朝は「コルコバードの丘」から、海と山に囲まれたリオデジャネイロに朝日が昇る美しい風景を眺め、その後、「イタマラチ宮」にて「日伯修好通商航海条約」の批准書を拝見しました。この批准書が交換された1897年、リオデジャネイロ州に日本公使館が設置されました。この度のブラジルへの訪問を通して、先人が歩んだ険しい道のりに思いを馳せるとともに、日系の皆様の歴史を改めて心に刻んでおります。

    日本から移住された方々とそのご子孫は、様々な困難に直面しながらも、日々努力を重ね、ブラジルの社会に貢献してこられました。
     また、現在では多くの日系企業がブラジルで事業を展開し、ブラジルの経済に寄与しています。先ほどは、日系の方々や日本とゆかりのある方々とお会いする機会をいただき、そのご活躍を心強く思いました。皆様お一人お一人のご努力は、日本とブラジルの友好関係をさらに深めることに繋がっていると思います。敬意を表しますとともに、深く感謝申し上げます。

    リオデジャネイロ州では、各地に日系社会があり、日系企業の協力も得て、日本文化に関する催しが行われ、地域の人々に高い人気があると伺い、嬉しく思っております。また、リオデジャネイロをはじめ、ブラジルの各地で開催されるカーニバルは、日本でも人々の心をとらえ、各地でサンバ・カーニバルが開催されています。両国は地理的には遠くとも、心の距離が近いことを喜ばしく思います。私も先ほど、素敵なサンバを見せていただき、皆様との一体感を味わいました。

    ブラジルには、これまで、天皇陛下、上皇上皇后両陛下をはじめとする方々がご訪問を続けてこられました。私の両親や姉もリオデジャネイロを訪れ、皆様に心あたたまるお迎えをいただいたことを、大切な思い出として持ち続けています。また私自身も、子どものころより、ブラジルから日本を訪れた方々とお話しする機会に恵まれてきました。こうして親しい気持ちを持ち続けてきたブラジルで、皆様にお会いできましたことを、とても嬉しく思います。日本に帰ってからも、ブラジルの多様な魅力と、この地でお会いした方々のことを、きっと何度も思い返すことでしょう。

    先ほど、「リオデジャネイロ植物園」にある「日本庭園」にて、イペーの苗木を植樹いたしました。日本の我が家でも、ブラジルのイペーが育てられ、毎年花を咲かせます。日本とブラジルの友好関係も、様々な分野で花を咲かせており、新しいつぼみもふくらみつつあるように思います。皆様のご努力が実り、さらにたくさんのつぼみが美しく花開くことを願っております。

    終わりに、皆様のお幸せと、ますますのご活躍を、また、日本とブラジルの友好関係が一層深まりますことを願い、私の挨拶といたします。

    ありがとうございました。ムィント・オブリガーダ

ブラジルご訪問を終えられてのご感想

  • この度、日本とブラジル連邦共和国との外交関係樹立130周年、また「日本ブラジル友好交流年」にあたり、ブラジル連邦共和国政府よりお招きをいただき、同国を訪問できましたことを、誠に嬉しく思っております。今回は、サンパウロ州のサンパウロ、パラナ州のマリンガ、ロランジア、ロンドリーナ、フォス・ド・イグアス、マット・グロッソ・ド・スール州のカンポグランデ、首都ブラジリア、リオデジャネイロ州のリオデジャネイロを訪れました。ブラジルの皆様からあたたかくお迎えいただいたことに、深く感謝を申し上げます。

    首都ブラジリアでは、ルーラ大統領閣下にお目にかかりました。今年の3月に国賓としてご訪日された際にご挨拶をさせていただいて以来、再びお会いすることができ、親しくお話する機会をいただいたことは、たいへん光栄なことでした。今回の訪問にあたり様々なご配慮をいただきましたことに、心から感謝しております。

    130周年に関連して行われた行事は、両国の関係を振り返る感慨深いものでした。首都ブラジリアの連邦議会では、モッタ下院議長とお話しし、「連邦議会主催日伯外交関係樹立130周年・日本人ブラジル移住の日記念式典」に出席し、両国の友好関係を強く感じました。外務省にてヴィエイラ外務大臣が開催してくださった「ブラジル政府主催日伯外交関係樹立130周年記念午餐会」は、日本とのつながりを大事に思ってご準備くださった心あたたまるものでした。以前の首都があったリオデジャネイロでは、外交関係を樹立した「日伯修好通商航海条約」批准書の貴重な原本などもみせていただきました。

    サンパウロ州、パラナ州、マット・グロッソ・ド・スール州では、それぞれの知事にお会いしました。その際には、各州の魅力、日本と各州とのつながりなど、様々なお話をすることができました。

    サンパウロ、マリンガ、ロンドリーナ、カンポグランデ、ブラジリアにて日系社会が、リオデジャネイロにて日系社会と在留邦人の方々が、心のこもった歓迎の行事や昼食会を開催してくださいました。サンパウロ、マリンガ、ロランジア、ロンドリーナ、カンポグランデ、ブラジリア、リオデジャネイロ、フォス・ド・イグアスでは、日系の方々の施設や宿舎に多くの方々が集まってくださいました。このような機会に、多くの日系の方々にお会いすることができました。また、日本での研修や留学の経験のある方々、日本に関心のある方々、日本語や日本の文化を教えている方々、学んでいる方々、在留邦人やJICAの方々などにお会いしました。

    子どもからご高齢の方まで、多くの方々にお会いできたことを、たいへん嬉しく思っております。中には、遠い地域から足を運んでくださった方もいらっしゃいました。現在の生活、仕事や活動の様子とそれに込める思い、将来の夢、ご自身のルーツ、日本への気持ち、移住してからの生活、日本に対する関心、ブラジルの歴史や文化などについて、お伝えくださったことそれぞれが深く心に残っております。

    各地で若い世代の方々や子どもたちと交流できたことも印象的でした。その中で、施設を訪れたものとしては、「松柏・大志万学園」、「ビスコンデ・デ・カイル学園」、「ブラジリア連邦大学」がありました。「ブラジル日本語センター」が主催している「ふれあい日本の旅」の参加者で、過去に私が日本でお会いした方々との再会も嬉しいことでした。

    サンパウロとロランジアの「開拓先没者慰霊碑」、カンポグランデの「開拓先駆者慰霊碑」では、先人が歩まれた険しい道のりに思いを馳せながら、献花をさせていただきました。資料館では、それぞれの地域における状況も含め、日系の方々の歴史を改めて胸に刻みました。日本から移住された方々とそのご子孫が、様々な困難に直面しながらも、日々努力を重ねてこられたこと、ブラジルの社会に貢献してこられたことを、これからもしっかりと心にとどめてまいります。

    披露してくださった歌や踊り、太鼓や笛、獅子舞などは、楽しいもの、美しいもの、エネルギーや迫力にあふれたもの、胸にしみ入るもの、かわいらしいものなど、それぞれに素晴らしいものでした。本番の日まで、きっと熱心に練習してくださったことでしょう。スピーチで伝えてくださった思いや、プレゼンテーションの興味深い内容も心に残っています。

    この度の訪問中、経済的に困難な状況にある女性の収入につながる取組や、環境に優しい取組、地域の独自性を活かした取組について伺ったり、そのような取組によって作られた作品を紹介していただいたりする機会がありました。また、「ブラジル政府主催日伯外交関係樹立130周年記念午餐会」で室内楽を演奏していたのは、経済的に困難な状況にある子どもたちが音楽を学ぶプログラムを経て音楽家となった方々でした。これらの取組の重要性とともに、ご紹介いただいた作品やお聞きした音楽の魅力を感じました。

    日系の方々が様々な分野でブラジルの社会へ大きく貢献をされてきたこと、日本とブラジルの絆を紡いでこられたことを改めて実感しました。日本語や日本の文化に携わっている方々、在留邦人やJICAの方々の貢献、サンパウロの「日本館」や「ジャパンハウス」、リオデジャネイロ植物園の「日本庭園」なども、日本への親しい感情や関心の高さへ寄与していることを感じました。ブラジルにいらっしゃる日系の方々、両国の友好関係に貢献してこられた方々に、改めて深い感謝と敬意を表します。

    ブラジルにおいて多くの方々が日本にあたたかな気持ちを持ってくださっていることを、とてもありがたく思います。同時に、あたたかな気持ちを寄せていただいている日本が、よりよい社会に向かって進んでいくことの大切さを強く感じました。

    外交関係樹立130周年、「日本ブラジル友好交流年」にあたり、ブラジルから日本に約21万人の方々が来られ生活されていることを書き記したいと思います。ブラジルへの訪問に先立ち、ブラジルから日本に来られた方々が、異なる言語や生活習慣で暮らす中で日々努力されていることや、様々な分野で活躍されていることを伺いました。ブラジルから日本に来られている方々、日本で両国の友好関係に貢献してこられた方々に、改めて深い感謝と敬意を表します。

    ブラジル訪問中の出来事を振り返りますと、創造的な首都、活気のあるビル街、広大な畑、空に広がるパラナマツやカポックの木、のどかな農村、世界遺産である「コルコバードの丘」から見た朝日、「イグアスの滝」の迫力など、それぞれの地域の景観とともに、お会いした方々のお顔が思い出されます。

    訪問全体を通して、ブラジルの多様な魅力と両国の関係の深さを改めて感じました。この文書にすべてを記すことは叶いませんが、ブラジルでの出会いや出来事はどれも大切なものであり、これからも何度も思い返し、心の中で深まり続けることと思います。

    それぞれの訪問先で、多くの方々が心をこめて準備してくださいました。お迎えくださった方々、訪問のために力を尽くしてくださり、心を寄せてくださった方々に、改めまして、心から感謝を申し上げます。そして、この度の、外交関係樹立130周年、「日本ブラジル友好交流年」を契機として、より幅広く、様々な形で、両国の友好関係が一層深まることを願うとともに、日本とブラジルがこれからも大切な友人として寄り添い続ける未来を思い描いております。