天皇陛下お誕生日に際し(平成22年)

天皇陛下の記者会見

会見年月日:平成22年12月20日

会見場所:宮殿 石橋の間

記者会見をなさる天皇陛下
記者会見をなさる天皇陛下

宮内記者会代表質問

問1 今年は日本人2人のノーベル化学賞受賞など,晴れやかなニュースの一方,国内では高齢者の所在不明問題,対外的には尖閣諸島問題などがありました。この1年を振り返り,こうした社会問題や近隣諸国との友好・交流についてお考えをお聞かせ下さい。
天皇陛下

この1年を振り返りますと様々なことがありました。

質問の中で言及された高齢者の所在不明問題は,私自身思いも掛けなかったことで驚きました。私はこれまで人々が無事に高齢に達することを喜ばしいことと思っていましたが,元気に過ごしていると考えられていた高齢者の中に,その生死が分からない状況にある人々がいることが明らかになったことは非常に残念なことでした。高齢化の進む社会にあって高齢者がしっかり守られていくことは極めて大切なことと思います。医療や介護に携わる人々の不足など様々な困難もあることと察せられますが,高齢者のために力を尽くす人々が増え,人々の老後が安らかに送れるようになっていくことを切に願っています。

今年は台風の上陸が少なく,死者を伴うような災害はありませんでしたが,梅雨期に各地に大雨が降り,死者を伴う災害が起こりました。また10月には鹿児島県の奄美大島を,この地域の人々がこれまで経験したことがないような激しい豪雨が襲い,死者を伴う大きな災害をもたらしました。亡くなった人々の家族の悲しみ,住む家を失った人々の苦しみに深く思いを致しています。交通や通信が途絶した中で,かなりの時間を過ごさなければならなかった島民の不安な気持ちはいかばかりであったかと思います。40年以上も前に,私どもは奄美大島を訪れ,当時の名瀬市から,山道を通って,この度大きな災害を受けた当時の住用村に行きました。当時を思い起こすとき,このような道路が寸断された山地の多い島で,救助活動に当たった人々の苦労がしのばれます。

夏は各地で猛暑が続き,多くの高齢者が熱中症で亡くなったことは痛ましいことでした。一人暮らしの高齢者や農作業中の高齢者が,熱中症にかかっていることを気付かずにいたために,亡くなっている例もあることから,熱中症に対する知識を深め,皆で健康に気を付けていくことが重要なことと思います。猛暑は農業にも大きな被害をもたらし,農業に携わる人々の苦労が察せられます。

農業関係の大きな出来事としては,宮崎県で発生した口蹄疫があります。長年にわたって大切に育ててきた牛や豚をことごとく処分しなければならなかった人々の悲しみ,ワクチン接種や殺処分など危険を伴う作業に携わった獣医師始め多くの人々の労苦に深く思いを致すとともに,この被害を他県に及ぼすことなく食い止めた県民の協力を深く多としています。

質問にあるように,晴れやかなニュースとしては,日本人2名のノーベル化学賞の受賞が挙げられます。授賞式において,お二人がメダルをスウェーデン国王陛下から受けられる様子をテレビのニュースで見て誠にうれしい気持ちを覚えました。年が明けてから,両夫妻にお話を聞くのを楽しみにしています。

小惑星探査機「はやぶさ」が小惑星「イトカワ」に着陸し,微粒子を持ち帰ったことは誠に喜ばしい今年の快挙でした。一時は行方不明になるなど数々の故障を克服し,ついに地球に帰還しました。行方不明になっても決して諦めず,様々な工夫を重ね,ついに帰還を果たしたことに深い感動を覚えました。

今年は国際連合が定めた国際生物多様性年に当たり,また,生物多様性条約第10回締約国会議が多くの国々の参加者を名古屋市に迎え,開催されました。この会議では,様々な論議が交わされましたが,最終的に各国の同意を得て,会議が滞りなく終了したことは喜ばしいことでした。より多くの人々が生物多様性に関心を持つようになった意義ある会議であったと思います。

この生物多様性年も終わりに近い頃,日本の淡水魚が1種増えました。それは,最近新聞などでも報じられたクニマスのことです。クニマスは田沢湖にだけ生息していましたが,昭和の10年代,田沢湖の水を発電に利用するとき,水量を多くするため,酸性の強い川の水を田沢湖に流入させたため,絶滅してしまいました。ところがこのクニマスの卵がそれ以前に山梨県の西湖に移植されており,そこで繁殖して,今日まで生き延びていたことが今年に入り確認されたのです。本当に奇跡のうおと言ってもよいように思います。クニマスについては,私には12歳の時の思い出があります。この年に,私は,大島正満博士の著書「少年科学物語」の中に,田沢湖のクニマスは酸性の水の流入により,やがて絶滅するであろうということが書かれてあるのを読みました。そしてそのことは私の心に深く残るものでした。それから65年,クニマス生存の朗報に接したわけです。このクニマス発見に大きく貢献され,近くクニマスについての論文を発表される京都大学中坊教授の業績に深く敬意を表するとともに,この度のクニマス発見に東京海洋大学客員准教授さかなクン始め多くの人々が関わり,協力したことをうれしく思います。クニマスの今後については,これまで西湖漁業協同組合が西湖を管理して,クニマスが今日まで守られてきたことを考えると,現在の状況のままクニマスを見守り続けていくことが望ましいように思われます。その一方,クニマスが今後絶滅することがないよう危険分散を図ることは是非必要です。

質問にありました近隣諸国との友好・交流については,これを増進することが極めて重要なことと思っています。尖閣諸島の問題に関しては,私の立場として,これに触れることは差し控えたく思います。

問2 天皇陛下は喜寿のお誕生日を迎えられました。今年,陛下は2月にノロウィルスによる急性腸炎,6月には風邪で一時体調を崩されました。皇后さまはお誕生日の文書回答の中で「加齢によるものらしい現象もよくあり,自分でもおかしがったり,少し心細がったりしています」と心情をつづられていますが,陛下はご自身の加齢や今後お年を重ねられる中でのご公務のあり方についてどのようにお考えでしょうか。
天皇陛下

一昨年おととしの秋から不整脈などによる体の変調があり,幾つかの日程を取り消したり,延期したりしました。これを機に公務などの負担軽減を図ることになりました。今のところこれ以上大きな負担軽減をするつもりはありません。今年に入ってからも,質問にもあったように,時に体調を崩し,日程の変更をすることがあり,心配を掛けました。自動車で道を通っているときに,よくお大事にと声を掛けられます。多くの人々が私の健康を気遣ってくれていることに深く感謝しています。

加齢のことですが,耳がやや遠くなり,周囲の人には私に話をするときには少し大きな声で話してくれるように頼んでいます。テレビのニュースなどで,アナウンサーの話していることは分かるのですが,他の人の会話はかなり字幕に頼ります。アナウンサーがこんなに分かりやすく話してくれているのかということを,以前は考えたこともありませんでした。

この夏軽井沢滞在中,秋篠宮一家と石尊山に登りました。登りはまあまあでしたが,下りは滑りやすく,時々後からついてきた秋篠宮や眞子に助けられました。以前登ったときには考えられなかったことです。私も高齢者の一人として,私の経験した加齢現象の一端に触れましたが,加齢による症状には,年齢の若い人にはなかなか想像のしにくいことがたくさんあるのではないかと思います。高齢化が進む今日の社会において,高齢者への理解がますます進み,高齢者へ十分配慮した建物や町が整備されていくことを切に願っています。

問3 ご家族についてうかがいます。4人のお孫さまとは,御所や静養先などでお会いになり,ご成長ぶりをお感じのことと思います。お孫さまとの交流で感じられたことを具体的なエピソードを交えてお聞かせ下さい。特に,皇太子ご夫妻の長女愛子さまは,3月以来,通常の登校ができず,日々通学に付き添われている雅子さまもご公務が十分に行えない状態です。皇太子ご一家の現状について,どのように受けとめられていますか。
天皇陛下

今年は,学習院初等科3年になる愛子に,登校が難しくなるという思い掛けない問題が起こり,心配しています。皇太子,皇太子妃の心配も大きいことと案じています。そのようなことから愛子と会う機会も限られ,残念ですが,交流としてお話しできるようなことはまだありません。皇后は他の孫たち同様,愛子をとてもかわいがっており,愛子もこちらに来るときには必ず庭の花を摘んできて皇后に手渡しています。先日来たときには,飼っている猫の動画を熱心に皇后に見せていました。運動会の映像で見る愛子は,昨年と変わらず,元気に楽しんでいるようで,安しています。

眞子は,国際基督教大学に入学し,学生生活を楽しく過ごしているようでうれしく思っています。夏には海外英語研修プログラムに参加し,アイルランドで,ほぼ40日間,国の異なる人々と生活を共にしています。帰国後,写真を見せて丁寧に説明してくれました。将来,大学生活を振り返り,有意義なときだったと思えるような日々を送ってほしいと願っています。

佳子は,学習院女子高等科に進学しました。眞子が高等科在学中毎年出席していた全国高等学校総合文化祭に,今年から佳子が秋篠宮,同妃に付いて出席することになりました。このような高校生の行事で,他の高校の生徒と話し合う機会があることは,非常に良いことと思っています。御所で,皇太子一家,秋篠宮一家が集まり,大人同士が話し合っているようなとき,佳子は,よく愛子や悠仁の面倒を見,一緒に遊んでくれます。佳子のこのような気遣いをうれしく思っています。

悠仁は,お茶の水女子大学附属幼稚園に入園し,楽しく幼稚園生活を送っているようです。虫が好きで,秋には生物学研究所や御所の庭に来て,バッタやカマキリを捕まえたりしています。果実にも関心があり,生物学研究所のブドウの実が大きくなっていく様子を見たり,カキの実を採ったりしています。秋篠宮の誕生日に,皇后がその日庭で採ったよい香りのするカリンの実を持って行って悠仁に見せたところ,悠仁はその重い実を大事に抱えて,行く先々へ持って行く姿がとてもかわいらしく見えました。

皇太子一家の現状については,皇太子妃が病気ですので,お答えすることは差し控えたく思います。皇太子妃の公務のことがよく言われますが,何よりも健康の回復に心掛けるよう願っています。

関連質問

問 天皇陛下は,昨年皇后陛下とカナダ・ハワイを訪問され,2週間の旅で友好親善を深められました。 今年は外国ご訪問はありませんでしたが,お年を召され,ご負担軽減も進められる中,今後の外国ご訪問はこれまで以上に日程的な検討も必要になってくるかと思われます。 陛下は今後の外国ご訪問について,どのようなお考えをお持ちでしょうか,お聞かせください。
天皇陛下

私の外国訪問については,よく外国の元首からご招待を頂きますが,その時に,訪問については政府が検討し決定するということになっていますとお答えしています。ですから,外国への訪問についてはこのようなことで,そういう場所が決まった場合には,力を尽くして,意義のある訪問に努めていきたいと思っています。

天皇陛下のお誕生日に際してのご近影

この1年のご動静

天皇陛下には本年,つつがなく喜寿をお迎えになりました。

陛下はこの1年も国事行為としてほぼ毎週2回のご執務を行われ,内閣よりの上奏書類等885件にご署名やご押印をされました。宮殿では,そのほか,内閣総理大臣の親任式,認証官任命式(国務大臣始め136名),新任外国大使の信任状捧呈式(32名),勲章親授式(大綬章,文化勲章)及び勲章受章者の拝謁などの儀式や行事に臨まれました。また,各省事務次官,日銀総裁などのご進講も受けられました。また,皇后陛下とご一緒に各界優績者の拝謁のほか,午餐や茶会など多くの行事に臨まれました。今年はバンクーバーにて冬季オリンピック競技大会及び冬季パラリンピック競技大会が行われたため,それぞれの入賞者をお茶に招かれ,健闘をたたえられました。御所では両陛下で恒例の日本学士院会員,日本芸術院会員,文部科学省研究振興局長ほか,青年海外協力隊帰国隊員及び青年・シニアの海外ボランティア代表,国際交流基金賞受賞者などとお会いになったほか,定例の外務省総合外交政策局長によるご進講や各種行事に関するご説明などが合わせて47回ありました。このほか勤労奉仕団,賢所奉仕団や新嘗祭のための献穀者に対し54回のご会釈がありました。

今年は外国へのご訪問はありませんでしたが,来日した大勢の外国の賓客を宮殿や御所で接遇されました。宮殿では,5月にカンボジア国国王陛下を国賓として迎えられ,宮中晩餐を催されました。そのほか,公式実務訪問で来日した,メキシコ国大統領夫妻,ラオス国国家主席夫妻,ルーマニア国大統領夫妻,ガーナ国大統領,モンゴル国大統領夫妻,ボリビア国大統領のため午餐を催されました。また,来日した東ティモール国,アフガニスタン国,エクアドル国,ボツワナ国,グアテマラ国,ジブチ国の各大統領,ガボン国大統領夫妻及びブルネイ国国王陛下とご会見になりました。そのほか,ポーランド国上院議長,マレーシア国首相夫妻,欧州理事会議長夫妻及び欧州委員会委員長,スウェーデン国国会議長,ラオス国国民議会議長夫妻,中華人民共和国国務院総理,スペイン国首相,トルコ国大国民議会議長,インド国首相夫妻,バングラデシュ国首相をご引見になりました。新任の外国大使夫妻を招かれてのお茶,日本滞在が3年を超える外国大使夫妻のための午餐,離任する大使夫妻のご引見は例年どおり行われました。一方,日本から外国に赴任する大使夫妻にも皇后陛下と共にお会いになっており,また,赴任先から帰国した大使夫妻をお茶に招かれて、任地の話をお聞きになりました。御所ではヨルダン国国王陛下と王族方,オランダ国皇太子殿下,タイ国王女シリントン殿下,同国王女チュラポン殿下,モナコ国アルベール2世公殿下と同婚約者をご昼餐・ご夕餐に招かれました。また,APEC首脳会議のため来日したカナダ国首相夫妻をご夕餐にお招きになり,昨年同国ご訪問時の接遇に謝意を表されました。

都内及び近郊へのお出ましとしては,陛下は国会開会式に臨まれ,また,両陛下にて全国戦没者追悼式を始め,毎年ご臨席になっている日本国際賞,国際生物学賞,日本芸術院賞,日本学士院賞などの授賞式のほか,今年も数多く行われた各種周年記念式典などへのご臨席があり,節目の年の式典ではお言葉を述べられました。今年も5月のこどもの日,9月の敬老の日のほか,12月の障害者週間それぞれにちなんで,関連施設をご訪問になり関係者を励まされました。また,6月には産業施設のご視察として,微細製造技術を有する医療用器具の製造会社に行幸になり,産業奨励のご意向を示されました。都内及び近郊へのお出ましは合計45回ありました。

例年ご臨席になっている日本学術会議主催の国際会議としては,3月に(平成21年度分)京都府で行われた第14回国際内分泌学会議オープニングセレモニー及びレセプションに,また8月には(平成22年度分)茨城県で行われた第21回IUPAC化学熱力学国際会議開会式及びレセプションにご臨席になりました。

今年の公的な地方行幸啓は9府県(京都,神奈川,静岡,岐阜,愛知,茨城,千葉,奈良,埼玉)にわたりました。全国植樹祭(神奈川),全国豊かな海づくり大会(岐阜),国民体育大会(千葉)などの式典にご臨席になり,併せて,地方の文化,福祉,産業の事情をご視察になりました。今年は平城遷都1300年に当たり,奈良市での記念祝典にご臨席になるとともに地方事情をご視察になりました。その折に平城京最初の元明天皇及び最後の光仁天皇の御陵にご参拝になったほか,ご由緒寺院などをご訪問になりました。この1年に公的に地方行幸啓先でご訪問になった市町村数は29市,5町,1村になります。

今年は須崎御用邸に4月上旬にお出ましになりましたが,その途次,真鶴町(神奈川県)の魚つき保安林や伊東市(静岡県)の里山「池のさと」をご散策になりました。また,7月に那須御用邸にお出ましになり,例年どおり農家をご訪問されたほか,一昨年環境省に移管された旧那須御用邸用地を那須自然保護官と共にご散策になり,自然を楽しまれました。

宮中祭祀は,陛下は恒例の祭典のほか,東山天皇三百年式年祭,反正天皇千六百年式年祭,孝安天皇二千三百年式年祭,應神天皇千七百年式年祭などこの1年に執り行われた 28回の祭典に列せられました。なお,昨年より新嘗祭は「夕の儀」は従来どおり出御になり「暁の儀」は時間を限ってお出ましになっており,また毎月1日の旬祭は5月と10月以外はご代拝により行われています。

「日本産魚類検索-全種の同定」には,陛下はその第一版(平成5年)からハゼ類の項目に関わってこられましたが,この度,その第三版の改訂が行われることになり,皇居内生物学研究所で,月に3回ほど編集者の中坊徹次京都大学教授と生物学研究所の職員らを交えて,ハゼの分類の検討を行っていらっしゃいます。月に1度,国立科学博物館分館で開催されます魚類分類研究会に,今年は6回お出ましになっています。また,2月には国立科学博物館で開催された天皇陛下御即位20年記念展示「ハゼの世界とその多様性」を皇后陛下とご一緒にご覧になりました。

陛下は今年も例年どおり,皇居内生物学研究所の田で種籾たねもみのお手まき,お田植えをなさり,お手刈りをなさいました。また,あわはお孫様方とご一緒に種をまかれ,刈り取られ,新嘗祭の折,お手刈りになった水稲と共にその一部をお供えになりました。また,神嘗祭に際しては,お手植えになった根付きの稲を神宮にお供えになりました。

陛下は平成15年の前立腺がんのご手術後,再発に対するご治療としてお続けいただいているホルモン療法の副作用として骨密度の低下による骨粗鬆症こつそしょうしょう発症の予防を始めご健康維持のため,ご運動に努めていらっしゃいます。早朝には御所の近くを,また日曜日の朝には東御苑をご散策になり,ご公務のない週末や休日にはテニスなどのご運動に努めていらっしゃいます。2月初めに急性腸炎様のご症状がみられ,検査の結果,ノロウイルスによる急性腸炎と診断されました。また,6月,葉山御用邸にご滞在中,発熱など感冒のご症状があり,大事を取って御用邸からのお出ましを一部お取りやめになりました。

天皇陛下は12月23日,77歳のお誕生日をお迎えになります。

当日は,午前9時に賢所における天長祭の儀のご拝礼をお済ませの後,宮殿で皇族方を始めとし,5回にわたり祝賀をお受けになり,また皇族方とお祝酒を共にされます。なお,この間3回にわたり長和殿ベランダに立たれ国民の参賀にお応えになります。午後は三権の長,閣僚,各界の代表者などとの宴会に臨まれた後,元側近奉仕者などとの茶会,次いで外交団を招かれての茶会に臨まれます。その後,御所に戻られ,侍従職職員からの祝賀をお受けになり,夕方には,この日最後の行事であるご進講者,ご関係者との茶会に臨まれ,非公式にお孫様方のご挨拶を受けられた後,皇后様,お子様方ご夫妻とお祝御膳をおとりになります。

天皇陛下お誕生日行事一覧

平成22年12月23日(木)
時刻 出御 行事 事項 場所
午前  9:00 天皇陛下 天長祭の儀   三殿
同    10:00 天皇陛下 祝賀 長官始め課長相当以上の者,参与及び御用掛 鳳凰の間
同    10:05 皇后陛下 祝賀 長官,次長(総代),参与 花の間
同    10:20 両陛下お始め 一般参賀   春秋の間
(東庭)
同    10:30 天皇陛下 祝賀の儀 皇太子同妃お始め皇族各殿下 松の間
同    10:30 皇后陛下 祝賀 皇太子同妃お始め皇族各殿下 梅の間
同    10:40 両陛下 お祝酒 皇太子同妃お始め皇族各殿下,元皇族,御親族 連翠(南)
同    11:00 両陛下お始め 一般参賀   春秋の間
(東庭)
同    11:05 天皇陛下 祝賀 宮内庁職員及び皇宮警察本部職員 北溜
同    11:40 両陛下お始め 一般参賀   春秋の間
(東庭)
同    11:45 天皇陛下 祝賀 旧奉仕者会会員(元宮内庁職員及び元皇宮警察本部職員) 北溜
同    11:55 天皇陛下 祝賀 堂上会総代(3名) 鳳凰の間
午後  0:55 天皇陛下 祝賀の儀 内閣総理大臣,衆・参両院議長,最高裁判所長官 松の間
同      1:00 両陛下お始め 宴会の儀 内閣総理大臣始め 豊明殿
同      2:00 両陛下 茶会 元参与,松栄会会員,元側近奉仕者,元御用掛 連翠(北)
同      3:00 両陛下お始め 茶会の儀 各国の外交使節団の長及びその配偶者 春秋の間
同      3:50 両陛下 祝賀及びお祝酒 侍従長始め侍従職職員 御所
同      4:30 両陛下 茶会 御進講者始め御関係者 御所
同      5:10 両陛下 祝賀 愛子内親王殿下,
眞子内親王殿下,佳子内親王殿下,悠仁親王殿下
御所
同      6:30 両陛下 お祝御膳 皇太子同妃両殿下
秋篠宮同妃両殿下
黒田様御夫妻
御所
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