宮内庁
国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律(平成12年度法律第100号。以下「法」という。)第8条第1項に基づき,平成19年度の環境物品等の調達実績の概要を取りまとめ,公表するとともに,環境大臣に通知する。
平成19年度については,同年4月20日に環境物品等の調達の推進を図るための方針(調達方針)の策定・公表を行い,これに基づいて環境物品等の調達を推進した。
各特定調達品目の調達量等については,物品等の調達については別表1[PDF形式],公共工事については別表2[PDF形式]のとおりである。
また,紙製品に係る古紙パルプ配合率偽装問題を受け,平成20年2・3月分の紙製品の調達実績については,準特定調達物品等(事業者が環境保全上の代替措置を講じることとして調達した製品等)として別に実績(別表3[PDF形式])を取りまとめた。
調達方針において,物品等の達成については,調達総量に対する基準を満足する物品等の調達量の割合により目標設定を行う品目については,全て100%を目標としていたところであり,殆どの品目について調達方針に定めた目標を達成することができた。
公共工事については,工事概要により異なるが,基本方針に位置付けられた資材,建築機械を積極的に使用した。
環境物品等の選択に当たっては,エコマークの認定を受けている製品又はこれと同等のものを調達するよう努めた。
物品等を納入する事業者,役務の提供事業者,公共工事の請負事業者等に対して,事業者自身がグリーン購入を推進するよう働きかけた。
平成19年度の調達においては,概ね調達方針に定めた目標を達成することができた。平成20年度以降の調達においても,引き続き,調達方針に定めた目標を達成できるように努めていくこととする。