アオサギ(サギ科)
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- ○大きさ、形態、鳴き声
- 全長:93cm、翼開長:160cm
- 体の上面は淡く黒色がかった灰色で、頭と首は白く、後頭部の黒色は繁殖期に伸びて飾り羽になります。日本で見られるサギの仲間で最も大きい種です。
- ○生態特性
- 水田、湖沼畔、沼地、干潟などに生息します。長い足で水の中をゆっくり歩いたり、じっと立ち止まって待ち伏せしながら魚、カエル、昆虫類を捕らえて餌にします。雑木林などにサギ山と呼ばれる混合コロニーを作り、集団で繁殖します。
- ○観察時期・難易度
- 濠に通年生息しますが、個体数は少ないです。
- ○観察のポイント
- 場所:白鳥濠、周辺の各濠
- 皇居周辺では繁殖していませんが、各濠で休息している姿が観察でき、特に濠の上に張り出した枝や板の上で休息していることが多いです。水際で魚などを採餌する姿も観察できます。
アオサギを観察できる地域(PDF形式:246KB)1ページ(別ウインドウで開きます)
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参考資料:鳥630図鑑((財)日本鳥類保護連盟)、東京都レッドリスト鳥類2010年版
写真:宮内庁