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令和7年秋篠宮皇嗣妃殿下お誕生日に際してのご近影(お写真)

お誕生日をお迎えになった秋篠宮皇嗣妃殿下
(殿下とご一緒に秋篠宮邸にて)

秋篠宮皇嗣妃殿下は、9月11日にお誕生日をお迎えになりました。

妃殿下は、本年8月に佳子内親王殿下とご一緒に広島県広島市をご訪問になり、その折に、原爆養護ホーム舟入むつみ園をお訪ねになりました。この舟入むつみ園については、本年7月の秋篠宮皇嗣同妃両殿下によるインターハイ総合開会式お成りの際にご訪問の予定でしたが、施設でCOVID-19に罹患された方々がおられたため、施設側がご訪問を辞退されていました。その後、施設側から、罹患された方々も回復され、状況は落ち着いており、ぜひお会いしたいとのお話があり、お訪ねになりました。

舟入むつみ園の皆様は、秋篠宮皇嗣妃殿下と佳子内親王殿下を温かく迎えられ、戦時中のご経験や今ご関心のあることなどをお二方に話されるとともに、平和の願いを込めた折り紙の鳩をお二方にお渡しになりました。妃殿下は、ご帰京後、ご家族にこの折り紙の鳩をお見せになりながら、舟入むつみ園での大切な語らいのひとときをお伝えになりました。

また、ご訪問になった広島市では、2歳で被爆され10年後に亡くなった佐々木禎子さんの生涯を描くミュージカルをご鑑賞になりました。このミュージカルは、同市と姉妹都市の関係にあるホノルル市のミュージカルグループの若者たちによって演じられました。妃殿下は、このグループからいただいた、折り鶴の形をした木製のオーナメントと折り紙を手に取られながら、この舞台が子どもたちの歌声と踊りで作り上げられ、平和を願う強いメッセージが会場に広がっていくのが感じられたなどのご感想を秋篠宮皇嗣殿下にお伝えになりました。