第49回フローレンス・ナイチンゲール記章授与式にご臨席になりました。(東京プリンスホテル(港区))

令和5年8月1日
宮内庁総務課広報室


7月27日、日本赤十字社名誉総裁の皇后陛下は、名誉副総裁の常陸宮妃殿下、寬仁親王妃殿下とともに、東京プリンスホテル(港区)で行われた第49回フローレンス・ナイチンゲール記章授与式にご臨席になりました。


ナイチンゲール記章
第49回フローレンス・ナイチンゲール記章授与式にご臨席になる皇后陛下、常陸宮妃殿下及び寬仁親王妃殿下
ナイチンゲール記章
章記と記章をご授与になる皇后陛下
ナイチンゲール記章
キャンドルサービスをご覧になる皇后陛下

皇后陛下は、今回の受章者3名(1名は代理)に章記と記章をご授与になりました。また、姫路赤十字看護専門学校及び諏訪赤十字看護専門学校の学生によるキャンドルサービスをあたたかくお見守りになり、美しい光景をご覧になって、うれしく思われました。

その後、受章懇談会では、国内外で活躍する看護師の方々からこれまでの努力や活動の近況について話をお聞きになり、それぞれの分野で大きな貢献をされてきたことを頼もしく思われました。

皇后陛下は、このような顕著な功労を表彰する取組が献身的な看護活動等に携わる人の励みになり、看護・医療分野の一層の発展につながることを願われています。


【フローレンス・ナイチンゲール記章】

近代看護の礎を築いたフローレンス・ナイチンゲールの功績になぞらえ、世界的に顕著な看護活動を行った人物に贈られます。2年に1度、赤十字国際委員会(ICRC)から受章者が発表され、日本の受章者には、日本赤十字社名誉総裁である皇后陛下から記章が授与されます。