「週刊文春」(平成26年7月10日号)の記事について

平成26年7月10日

 「週刊文春」(平成26年7月10日号)の「愛子さま衝撃のお言葉「先生大嫌い。私の言うこときかないから」」と題して書かれた記事に関する事実関係及び宮内庁東宮職としての対応は下記のとおりです。

  1. 「週刊文春7月10日号」では,「愛子さま衝撃のお言葉「先生大嫌い。私の言うこときかないから」」と題して,愛子内親王殿下が初等科の先生に対して「初等科の先生大嫌い」「私の言うこときかないから」と発言したとする記事を掲載していますが,そのようなご発言はあるはずもなく,事実無根であることは関係者の一致した認識です。

    愛子内親王殿下には,中等科にご入学になり,新しい環境にお慣れになりつつあるところであり,ご成長にとり重要な時期におありになります。そうした中で,同誌の記事は,あり得ない事実に基づき,読者に誤解を与えるものであるとともに,愛子内親王殿下のご成長にとり大切な静かな環境の確保を妨げるものです。

  2. 以上を踏まえ,宮内庁東宮職においては,「週刊文春」編集部に抗議するとともに,訂正を求めました。また,これまでも報道関係者に対して,愛子内親王殿下のご成長を静かに見守っていただくようお願いしているところですが,「週刊文春」編集部に対して,十分な配慮を強く要望しました。

「週刊文春」(平成26年7月10日号)の記事について(補足)

平成26年7月16日

 「週刊文春」(平成26年7月10日号)の記事に関して,事実関係及び宮内庁東宮職としての対応を宮内庁ホームページに掲載したところですが,その後,同誌編集部から更に事実関係についての照会があり,当職より,記事に掲載されているようなご発言が事実無根であることは学習院初等科からも報告を受けており,このようなご発言はあるはずもなく,事実無根であることは関係者の共通した認識である旨回答するとともに,愛子内親王殿下のご成長を静かに見守っていただくよう,十分な配慮を改めて強く要望いたしました。