公表事項

皇后陛下のご体調について

皇后陛下は,9月28日,右膝下の下腿外側に圧痛を覚えられ,次第に局所の腫れが強まってきたため,専門医の拝診をお受けになりました。当初は,以前から存在する腰部脊柱管狭窄症との関連が考えられたものの,10月4日,念のため宮内庁病院において,画像により精査した結果,右前脛骨筋後面と腓骨筋前面との間を中心とする「下腿筋膜炎」によるものと判明しました。打撲,感染の跡はなく,原因は分かりませんが,当面,炎症を軽減するための湿布などによる保存的治療で経過を拝見することとします。場合によっては,杖をお使いになる可能性もあり,お知らせします。

平成23年10月7日:皇室医務主管