崇仁親王同妃両殿下(三笠宮)のご活動

三笠宮殿下の卒寿をお祝いする会での三笠宮ご一家
(写真:三笠宮家)

戦後,東京大学文学部研究生として「古代オリエント史」を専攻された殿下は,昭和29年に創設された(社)日本オリエント学会に参加され,また,昭和50年には三鷹市に設立された(財)中近東文化センターの総裁となられ,平成17年7月から名誉総裁に就任されています。

殿下は,昭和30年以降,東京女子大学や青山学院大学などの講師として「古代オリエント史」を講義され,また,昭和60年度から平成14年度まで,東京芸術大学美術学部の客員教授として特別講義をされました。

その間,公式訪問,学術的国際会議への参加および史跡調査のため約30回外国に旅行されています。平成3年11月には,フランスの「碑文・文芸アカデミー」の外国人会員に,平成6年6月には,ロンドン大学の「東洋・アフリカ研究学院」の名誉会員に就任されました。

また殿下は,戦後の混乱を収拾し,平和な文化国家を育成するためには,レクリエーションやスポーツが大切であることを痛感され,全国各地を廻られてその発展に大いに寄与されました。

妃殿下は,殿下の海外ご旅行には常に同行されて諸外国との友好親善に努められ,史跡調査に当たっては,映画やスライド撮影により殿下のご講義の資料収集に内助の功を発揮されました。

昭和23年に,恩賜財団母子愛育会の総裁に就任され,東京や地方における各種行事にご出席になり,母子保健に従事する人たちからのお話をお聞きになり,関係者を励まされていましたが,平成22年9月総裁を辞任されました。また,日本赤十字社の名誉副総裁として,地方で催される行事にもご出席になっています。