参加者の有無を確認する公募手続きに係る参加意思確認書の提出を求める公示
                                            
令和元年6月10日
支出負担行為担当官
宮内庁長官官房主計課長 鈴木 恭人
次のとおり,参加意思確認書の提出を招請します。
1.招請の主旨
 本件は,皇居東御苑内の三の丸尚蔵館周囲において,高圧・低圧・弱電関係の管路・ケーブル敷設や仮設井水受水槽・
 ポンプ室新設等を行う工事である。
 本工事は,庭園工事及び解体工事を含めた建築一式工事として本年3月に一般競争入札に付したところ,条件に合
 致する入札がなかったため不調となった。その後,本年6月に本工事内容を分割し,指名競争入札に付したところ,
 条件に合致する入札があったが,1者応札のため不成立となった。
 このことから,条件に合致する入札を行った特定事業者を契約の相手方として予定しているが,当該事業者以外
 の者で,下記の応募要件を満たし,本件の実施を希望する者の有無を確認するため,参加意思確認書の提出を招請
 する公募を実施するものである。
 公募の結果,4の応募要件を満たすと認められる者がいない場合にあっては,特定事業者との契約手続きに移行す
 る。
 なお,4の応募要件を満たすと認められる者がいる場合にあっては,特定事業者と当該応募者における競争入札に
 移行する。
2.工事概要
(1)件名 三の丸尚蔵館整備に伴う敷地準備工事
(2)概要 本件は,皇居東御苑内の三の丸尚蔵館周囲において,以下の工事を行うものである。
 ①建築工事:仮囲い設置(250m程度)
 ②電気設備工事:高圧・低圧・弱電関係の管路・ケーブル敷設(高圧ケーブル延べ500m程度ほか)
 ③機械設備工事:仮設井水受水槽(40㎥×1基)・ポンプ新設(7.5kW×3台),給水管・井水管敷設 (延べ300m程度)
 ④土木工事:外構雨水排水設備敷設(延べ50m程度)
(3)工期(至) 令和元年10月18日(金)
3.工事目的
 本件は,三の丸尚蔵館整備計画の敷地に敷設されているインフラ設備移設工事を目的とする。
4.公募に参加する者に必要な資格等の要件
 次の①から⑥の要件全てを満たすこと。
 ①予算決算及び会計令(昭和22年勅令第165号(以下「予決令」という。))第70条の規定に該当しない者であるこ
 と。ただし,未成年者,被保佐人又は被補助人であって,契約締結のために必要な同意を得ている者については,
 この限りではない。
 ②予決令第71条の規定に該当しない者であること。
 ③会社更生法(平成14年法律第154号)に基づき更生手続開始の申立てがなされている者又は民事再生法(平成11
 年法律第225号)に基づき再生手続開始の申立てがなされている者でないこと。
 ④内閣府における平成31・32年度に有効な競争参加地域が「関東」で,「管工事」の「A」ランクの認定を受けて
 いること。
 ⑤宮内庁における工事請負契約等に係る指名停止等措置要領(平成13年12月4日付け宮内主発第189号)に基づく
 指名停止を受けていないこと。
 ⑥仕様書の交付を受けた者であること。
5.問い合わせ先及び参加意思確認書の提出場所等
(1)担当係
 〒100-8111 東京都千代田区千代田1-1
 宮内庁管理部管理課経理係
 電話03-3213-1111 内線3468又は3477
(2)仕様書の交付期間,場所及び方法
 交付期間:令和元年6月10日(月)から同年6月17日(月)12時00分
          上記の期間の毎日(行政機関の休日に関する法律(昭和63年法律第91号)第1条第1項に規定する行政機関
          の休日を除く。),10時00分から17時00分までの間(ただし,12時00分から13時00分までの間を除く。)。
          ただし,最終日は12時00分までとする。
 交付場所:5.(1)に同じ。
 交付方法:交付場所にて直接交付する。
          交付を希望する者は事前に5.(1)に連絡の上,交付時に4.④に掲げる競争参加資格を証明する資料を持
          参すること。
(3)参加意思確認書の提出期限,場所及び方法
 提出期限:令和元年6月17日(月)15時00分必着
 提出先:5.(1)に同じ。
 提出方法:持参又は郵送(書留郵便等の配達の記録が残るものに限る。)すること。郵送の場合は,提出期限に必
          着のこと。
6.その他
(1)手続きにおいて使用する言語及び通貨は日本語及び日本国通貨に限る。
(2)詳細は交付する仕様書による。
(3)4.④に掲げる競争参加資格の認定を受けていない場合にも,5.(3)により参加意思確認書を提出することがで
 きる。ただし,その者が競争入札の要件を満たすものとして選定された場合であっても,競争入札に参加するた
 めには,入札説明書の交付の際には競争参加資格確認通知書の写しを提出すること。
(4)皇居参入に際しては,事前に担当係(5.(1))に連絡をすること。なお,皇居への出入門は徒歩の場合は坂下門,
 車両の場合は桔梗門又は乾門とする。いずれも事前の手続を要するので,時間に留意すること。