参加者の有無を確認する公募手続きに係る参加意思確認書の提出を求める公示 平成30年5月25日 支出負担行為担当官 宮内庁長官官房主計課長 鈴木 恭人 次のとおり,参加意思確認書の提出を招請します。 1 当該招請の主旨 本公示は,大正天皇即位礼に際して古制に則って新造され,その後昭和天皇即位礼,今上陛下の即位礼に使用され たのち,東京から京都御所紫宸殿に移座し常設されている儀式用具の修繕を行うもので,これらを行うにあたっ ては,文化財的価値の非常に高い漆塗り木造物等の豊富な修繕実績を有し,高度な修復技術を保持し,確実に修繕 を行えることが必要である。また,自社だけではなく高度な専門知識・技術を有する他の事業者とも協力して業 務を行う必要がある。このことから本件に求められる知識,経験,技術力,信頼性を有した特定事業者を契約の相 手方とする契約手続きを行う予定としているが,当該事業者以外の者で,下記の応募要件を満たし,本業務の実施 を希望する者の有無を確認する目的で,参加意思確認書の提出を招請する公募を実施するものである。 公募の結果,4の応募要件を満たすと認められる者がいない場合にあっては,当該事業者との契約手続きに移行す る。 なお,4の応募要件を満たすと認められる者がいる場合にあっては, 特定事業者と当該応募者との競争入札に移 行する。 2 品目及び数量 儀式用具1式(詳細は仕様書のとおり) 3 納入期限 平成31年3月29日 4 公募に参加する者に必要な資格等 (1)基本要件 次の①から⑤の要件全てを満たすこと。 ①予算決算及び会計令(昭和22年勅令第165号(以下「予決令」という。))第70条の規定に該当しない者であるこ と。ただし,未成年者,被保佐人又は被補助人であって,契約締結のために必要な同意を得ている者については, この限りではない。 ②予決令第71条の規定に該当しない者であること。 ③平成28・29・30年度内閣府競争参加資格(全省庁統一資格)「役務の提供等」で,A,B,C又はDの等級に格付けされ た者であること。 ④宮内庁における物品製造契約等に係る指名停止等措置要領に基づく指名停止を受けている期間中でないこと。 ⑤仕様書の交付を受けた者であること。 (2)業務実績等に関する要件 次の①から④の要件全てを証明できる者。 ①過去に,文化財保護法第27条(国)又は同法第182条(地方公共団体)による指定を受けた基底をなす素材が木質 の文化財(美術工芸品)の修繕を行った実績があること,かつ同実績を有する技術者を現在も複数人有しているこ と。 ②過去に,日本産漆を使用して,文化財(美術工芸品)の修繕を行った実績があること。 ③過去に,岩絵具を使用して,文化財(美術工芸品)の修繕を行った実績があること。 ④過去に,金箔1号を使用して,文化財(美術工芸品)の修繕を行った実績があること。 5 問い合わせ先及び参加意思確認書の提出場所等 (1)担当係 〒100-8111 東京都千代田区千代田1-1 宮内庁長官官房用度課用度第一係 電話03-3213-1111 内線 3296 問い合わせ期限:平成30年6月11日 12時00分 問い合わせ回答:平成30年6月12日 17時00分 (2)仕様書の交付期間,場所及び方法 交付期間:平成30年5月25日から平成30年6月12日まで 上記の期間の毎日(行政機関の休日に関する法律(昭和63年法律第91号)第1条第1項に規定する行政機 関の休日を除く。),10時00分から17時00分までの間(ただし,12時00分から13時00分までの間を除く。 )。 交付場所:5(1)に同じ 交付方法:交付場所にて直接交付する。 なお,交付を希望する者は事前に5(1)に連絡の上,4(2)を証明する資料を持参すること。 (3)参加意思確認書の提出期限,場所及び方法 提出期限:平成30年6月13日 12時00分必着 提 出 先:5(1)に同じ。 提出方法:持参又は郵送(書留郵便等の配達の記録が残るものに限る。)すること。郵送の場合は,提出期限に必 着のこと。 6 その他 (1)手続きにおいて使用する言語及び通貨は日本語及び日本国通貨に限る。 (2)詳細は交付する仕様書による。 (3)4(1)③に掲げる競争参加資格の認定を受けていない場合にも5(3)により参加意思確認書を提出することがで きる。ただし,その者が競争入札の要件を満たすものとして選定された場合であっても,競争入札に参加するた めには,入札説明書の交付の際には一般競争参加資格確認通知書の写しを提出すること。 (4)皇居参入に際しては,事前に担当係(5(1))に連絡をすること。なお,皇居への出入門は徒歩の場合は坂下門,車 両の場合は桔梗門及び乾門とする。いずれも事前の手続を要するので,時間に留意すること。 |