参加者の有無を確認する公募手続きに係る 参加意思確認書の提出を求める公示
平成22年10月5日 分任支出負担行為担当官 宮内庁京都事務所長 北 啓太 次のとおり,参加意思確認書の提出を招請します。 1.当該招請の主旨 本件については,京都御所紫宸殿に残存する賢聖障子の保存修理を行うこと並びに,賢聖障子を含む障壁画等の 燻蒸処理を行うもので,この工事を行うにあたっては,文化財的価値の非常に高い障壁画等の豊富な修理実績を 有し,高度な修復技術を保有していることが必要とされる。 このことから,京都御所における文化財修理を行った実績を有する特定事業者を契約の相手方とする契約手続き を行う予定としているが,当該特定事業者以外の者で,下記の応募要件を満たし,本工事の実施を希望する者の有 無を確認する目的で,参加意思確認書の提出を招請する公募を実施するものである。 公募の結果,4.の応募要件を満たすと認められる者がいない場合にあっては,特定事業者との契約手続きに移行 する。 なお,4.の応募要件を満たすと認められる者がいる場合にあっては,特定事業者と当該応募者との競争入札に移 行する。 2.工事概要 (1)件名 京都御所紫宸殿賢聖障子修理ほか工事 (2)工事概要 京都御所紫宸殿賢聖障子保存修理(H2.30×W2.46×4面)並びに障壁画等の燻蒸処理 (3)工期(至) 平成23年3月25日(金) 3.工事目的 本件は,京都御所寛政度造営時に,住吉広行を始めとする絵師によって描かれた文化財的価値の非常に高い賢聖 障子を保存修理するものであり,また賢聖障子を始めとするその他障壁画等を燻蒸し,永く後世に伝えていくこ とを目的とする。 4.応募要件 (1)基本要件 次の@及びAを満たすこと。 @予算決算及び会計令(昭和22年勅令第165号)第70条及び第71条の規定に該当しない者であること。 A平成22,23,24年度内閣府競争参加資格(全省庁統一資格)「役務の提供等」の,「A」,「B」,「C」又は「D」の 等級に格付けされ,近畿地域の競争参加資格を有する者であり,かつ,当庁における指名停止期間中ではないこと。 (2)技術要件 以下の要件をすべて証明できる者 @平成12年度以降に,文化財保護法による重要文化財の指定(地方公共団体が指定したものも含む)を受けた建造 物と一体をなしている障壁画または杉戸絵の剥落止め等(膠使用)の修理を,修理面積20u以上を行った実績を 複数年有していること。 A自社内で,文化財(美術工芸品)修理技術者講習会(文化庁主催)の所定の課程を修了した者,並びに@での実績を 1件以上有している技術者を主任技術者として配置できること。また,配置予定の技術者(主任技術者を含む)は, 直接的かつ恒常的な雇用関係があること。 (3)当事務所が指定する場所にて,修理を行うことが可能であること。 (4)公募説明書等の交付を受けた者であること。 5.公募説明書等の交付方法 (1)交付期間 本公告の日から平成22年10月19日(火)まで(行政機関の休日を除く。)の毎日,午前10時から午後5時 まで。ただし,正午から午後1時までの間を除く。 (2)交付場所 担当係(6.に記載)にて交付する。なお,交付時に4.(1)Aに係る資格審査結果通知書の写しを提出す ること。               ※担当係に必ず事前連絡すること。 6.公募説明書等の交付場所及び問い合わせ先(担当係) 宮内庁京都事務所庶務課会計係 〒602-8611 京都市上京区京都御苑3番 電話 075-211-1211 FAX 075-222-2441 7.参加意思確認書等の提出期限,場所及び方法 提出期限:平成22年10月19日(火)午後5時まで 提出先:6.に同じ 提出方法:持参のみ 応募要件の確認は,当該書類の提出時をもって行うこととし,直ちにその結果を通知する。ただし,その結果を保 留した場合は後日通知するものとする。(通知の方法は口頭による。) 8.その他 (1)手続きにおいて使用する言語及び通貨は日本語及び日本国通貨に限る。 (2)関連情報を入手するための照会窓口 6.に同じ。 (3)詳細は,公募説明書による。