参加者の有無を確認する公募手続きに係る参加意思確認書の提出を求める公示

平成21年4月23日 分任支出負担行為担当官 宮内庁京都事務所長 北 啓太 次のとおり,参加意思確認書の提出を招請します。 1.当該招請の主旨  本事業については,正倉院宝物の伎楽面が経年のため,彩色の剥落や素地の損傷等が甚だしく,特に緊急 の処置を要すると認められたものについて,第2次10カ年計画の第7年度目として修理を実施するもので,こ の事業を行うにあたっては,国宝や重要文化財に指定されている古文化財の修理実績を有し,その豊富な経 験・技術・知識を有する技術者による修理が必要とされる。  このことから,正倉院宝物伎楽面の修理事業を行った実績を有する特定事業者を契約の相手方とする契約 手続きを行う予定としているが,当該特定事業者以外の者で,下記の応募要件を満たし,本事業の実施を希 望する者の有無を確認する目的で,参加意思確認書の提出を招請する公募を実施するものである。  公募の結果,4.の応募要件を満たすと認められる者がいない場合にあっては,特定事業者との契約手続き に移行する。  なお,4.の応募要件を満たすと認められる者がいる場合にあっては,特定事業者と当該応募者との競争入 札に移行する。 2.事業概要 (1)事業名 正倉院宝物伎楽面修理事業第2次10カ年計画第7年度      「彩色剥落止め工程」 (2)事業内容 仕様書のとおり (3)納入期限 平成22年3月31日(水) 3.事業目的  本事業は,正倉院宝物「伎楽面」が,伝来から1200年もの歳月を経過し,損傷等が甚だしいため,平成5年 度から,伎楽面修理に関して高度な専門知識と経験を有する学識経験者に調査を依頼し,その修理方針・方 法に基づき修理を行い,我が国を代表する古文化財を,永く後生に伝えていくことを目的とする。 4.応募要件 (1)基本要件  次の@及びAを満たすこと。 @予算決算及び会計令(昭和22年勅令第165号)第70条及び第71条の規定に該当しない者であること。 A平成19,20,21年度内閣府競争参加資格(全省庁統一資格)「役務の提供等」の「A」,「B」,「C」又 は「D」の等級に格付けされ,近畿地域の競争参加資格を有する者であり,かつ,当庁における指名停止 期間中ではないこと。 (2)事業執行体制に関する要件  次の@からCの全てを満たす者であること。 @過去5カ年の間に,国宝及び重要文化財クラスで,基底をなす素材が木質又は乾漆の古文化財の修理実績 を有すること。 A基底をなす素材が木質又は乾漆の上に彩色が施された作品に対して,表打ちによる彩色の剥落止めの修理 が行えること。 B正倉院事務所内の所定の場所にて修理作業を行うことが可能であること。 C仕様書に基づいて,確実に修理が行えること。 (3)公募説明書等の交付を受けた者であること。 5.公募説明書等の交付方法 (1)交付期間 本公告の日から平成21年5月12日(火)まで(行政機関の休日を除く。)の毎日,午前10時か ら午後5時まで。ただし,正午から午後1時までの間を除く。 (2)交付場所 担当係(6.に記載)にて交付する。なお,交付時に上記4.(1)Aに係る資格審査結果通知書の 写しを提出すること。          ※担当係に必ず事前連絡すること。 6.公募説明書等の交付場所及び問い合わせ先(担当係)  宮内庁京都事務所庶務課会計係  〒602-8611 京都市上京区京都御苑3番  電話 075-211-1211  FAX 075-222-2441 7.参加意思確認書等の提出期限,場所及び方法  提出期限:平成21年5月12日(火)午後5時まで  提出先 :6.に同じ  提出方法:持参のみ。  応募要件の確認は,当該書類の提出時をもって行うこととし,直ちにその結果を通知する。ただし,その 結果を保留した場合は後日通知するものとする。(通知の方法は口頭による。) 8.その他 (1)手続きにおいて使用する言語及び通貨は日本語及び日本国通貨に限る。 (2)関連情報を入手するための照会窓口6.に同じ。 (3)詳細は,公募説明書による。