「
平成28年7月9日(土)~9月4日(日)
前期:7月9日(土)~7月31日(日)
後期:8月6日(土)~9月4日(日)
ただし,7月18日(月・祝)は開館し,7月19日(火)は休館いたします。
古来,馬は人々の生活には欠かせない存在として身近にあり,わが国の美術作品の中でも最も多く取り上げられた動物の一つでした。馬は農作業や,貨物や情報を運搬伝達する手段として人々の生活に役立ち,戦場でもその俊敏な機動力がいかされました。そのため,馬は人を乗せた姿で多く描かれましたが,気高く勇壮な姿が
皇室においても馬との関わりは少なくありません。宮中に伝わる文化の一つとして,古くは奈良・平安時代に遡る古式馬術(
本展では,わが国の近世から近代にかけて制作された作品を中心に諸外国の作品を併せて取り上げ,馬がこれまでどのように美術として表されてきたのかに注目することで,馬にまつわる歴史や文化にもふれていただく機会といたします。
作品番号7「小憩」 池田勇八 大正11年(1922) 全期間展示
5点のうち乗用芦毛
作品番号28「賀茂競馬置物」 山崎朝雲 大正13年(1924) 後期展示
作品番号35「御料馬 白雪号置物」 三井高義 昭和8年(1933) 全期間展示