瀬戸市美術館開館40周年記念 瀬戸市美術館特別展 宮内庁三の丸尚蔵館所蔵 皇室の名品-愛知ゆかりの珠玉の工芸- 展覧会概要

1.展覧会の趣旨

宮内庁三の丸尚蔵館では,新施設が完成するまでの間,全国各地でより多くの方々に皇室と日本文化に親しんでいただくため,三の丸尚蔵館の収蔵品を紹介する展覧会を実施していくこととしており,令和4年度は愛知県,広島県,岩手県並びに国民文化祭開催県(沖縄県)において開催します。

瀬戸市美術館で開催する本展では,江戸末期から現代に至るまでの愛知県ゆかりの工芸品をご紹介します。

2.展覧会の名称

瀬戸市美術館開館40周年記念 瀬戸市美術館特別展 宮内庁三の丸尚蔵館所蔵

皇室の名品-愛知ゆかりの珠玉の工芸-

3.展覧会の構成等

本展では,瀬戸市及び愛知県にゆかりのある三の丸尚蔵館所蔵の名品38点をご覧いただくとともに,本展に関連する瀬戸市が所蔵する作品も併せてご紹介します。瀬戸の陶芸界をけん引する「瀬戸陶芸協会」設立時の顧問であった帝室技芸員の板谷波山(いたやはざん)や,瀬戸市出身で重要無形文化財「色絵磁器」の保持者(人間国宝)として認定された加藤土師萌(はじめ),また愛知県の伝統的工芸品である「尾張七宝」など,皇室に伝わる名品を通して,瀬戸市や愛知県が誇る伝統と珠玉の工芸を御堪能いただきます。

4.展覧会期間等

会期:令和4年6月4日(土)~7月31日(日)

休館日:6月14日(火),7月12日(火)

開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)

   6月4日(土)のみ午前11時~午後5時(入館は午後4時30分まで)

5.主催

瀬戸市美術館,公益財団法人瀬戸市文化振興財団,宮内庁

6.特別協力

文化庁,紡ぐプロジェクト,読売新聞社

7.会場

瀬戸市美術館 企画展示室1・2

(愛知県瀬戸市西茨町113-3)

<主な出品作品>
1 幹山伝七「色絵草花文花瓶」
明治時代前期(19世紀後期)

 
4 加藤友太郎「玉蜀黍図花瓶」
明治34年(1901)

6 板谷波山「葆光白磁枇杷彫文花瓶」
昭和3年(1928)

 
11 加藤土師萌「陶板 狐」
昭和29年(1954)頃

21 小森忍「仿霽紅宝相華紋花瓶」
大正10年~昭和3年(1921~1928)

26 国立陶磁器試験所「青華磁隼置物」
昭和8年(1933)

28 竹内忠兵衛「七宝亀甲繋宝相華文花瓶」
明治10年代(1877~1886)

29 七宝会社「七宝藍地花鳥図花瓶」
明治22年(1889)

38 林谷五郎「七宝菊花形置時計」
昭和3年(1928)

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