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並河靖之(1845~1927)
大きく配された山桜やモミジとともに数種の野鳥が、並河の創始した光沢をたたえた黒色釉の背景から鮮やかに浮かび上がる。また、細密な図案は絵筆で描かれたかのように、樹幹の輪郭となる金属線に肥痩がつけられており、その技術の高さには目が奪われる。近代有線七宝の最高水準を示す並河の傑作として、内外での大きな評価を得ている。御下命により制作されて1900年パリ万国博覧会に出品された作品。1点 明治32年(1899) 七宝 径25.0×高36.0 |