修学院離宮の写真

(写真:宮内庁)
写真 説明文
下離宮の御幸門
下離宮の御幸門
柿葺の屋根で、花菱紋(はなびしもん)の透かし彫りが施してある板戸です。
寿月観
寿月観(じゅげつかん)
後水尾上皇の御座所に当てられた数寄屋風の建物です。現在の建物は、文政7年(1824年)に再建されたものです。

楽只軒
楽只軒(らくしけん)
もと、後水尾上皇の皇女光子(てるこ)内親王のために建てられたものです。
楽只軒では経年により劣化の生じた柿(こけら)葺屋根の葺替を行いました。工事は令和3年10月で完了しています。
客殿
客殿(きゃくでん)
東福門院(とうふくもんいん)の女院御所の奥対面所を天和2年(1682年)に移したもので、一の間の飾り棚は、大小5枚の棚板が、いかにも霞がたなびいたように見えることから、「霞棚(かすみだな)」と呼ばれ、桂離宮の「桂棚(かつらだな)」、醍醐三宝院の「醍醐棚(だいごだな)」とともに「天下の三棚」の一つに数えられています。
松並木
松並木(まつなみき)
下離宮から上・中の各離宮への道で、明治時代に設けられました。
浴龍池と隣雲亭
浴龍池(よくりゅうち)と隣雲亭(りんうんてい)
上離宮には大きく浴龍池が広がり、それを眼下に見下ろすところに、隣雲亭が建っています。
隣雲亭では経年により劣化の生じた柿(こけら)葺屋根の葺替、外壁の塗替、建具の修理などを行いました。工事は令和4年3月で完了しています。
窮邃亭
窮邃亭(きゅうすいてい)
浴龍池の中島の頂上にある宝形造柿葺(ほうぎょうづくりこけらぶき)の茶亭で、後水尾上皇創建当初から現存している建物です。
千歳橋
千歳橋(ちとせばし)
浴龍池にある中国風の石橋で、19世紀前半に京都所司代から献上されたものです。