「第14回日本学術振興会育志賞」授賞式および記念茶会ご臨席(明治記念館/東京都港区)

令和6年2月28日(水)

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「日本学術振興会育志賞」授賞式会場

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日本学術振興会理事長から受賞者代表への育志賞授与

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受賞者代表の挨拶

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受賞者とご歓談

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 「日本学術振興会育志賞」は、上皇陛下の天皇御即位20年に当たり上皇陛下から賜った御下賜金をもとに、将来、我が国の学術研究の発展に寄与することが期待される優秀な大学院博士後期課程学生を顕彰し、その勉学及び研究意欲を高めるため、平成22年度(2010年度)に創設されました。
 天皇皇后両陛下(現 上皇上皇后両陛下)には、平成23年(2011年)の第1回日本学術振興会育志賞授賞式及び平成27年(2015年)の第5回授賞式にご臨席になりました。秋篠宮皇嗣同妃両殿下は、平成24年(2012年)の第2回授賞式からコロナ禍における中止を除きご臨席になっており、今回が9度目のご臨席になります。
 授賞式では、第14回育志賞受賞者全員が紹介され、両殿下は受賞者一人ひとりの名前が呼び上げられるごとに拍手を送られました。その後、受賞者代表への育志賞授与が行われ、その様子を温かく見守られました。
 また、授賞式後には、コロナ禍においては実施できなかった記念茶会が、平成31年(2019年)以来5年ぶりに行われ、両殿下は17名の受賞者と和やかに歓談されました。両殿下は、コロナ禍という困難な研究環境にあっても工夫を重ねながら真摯に研究に取り組み、受賞の栄に浴した若き大学院生からの研究内容のお話に熱心に耳を傾けられ、両殿下からも質問をされながら、一人ひとりに対して研究内容への感想や今後の研究に向けて励ましの言葉をかけられました。