ミーソン遺跡ご視察

令和5年9月24日(日)

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ミーソン遺跡

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 ミーソン遺跡は2世紀から15世紀までベトナム中部から南部にかけて興隆したチャンパ王国の聖地として、ヒンズー文化圏の影響を受けて造営された宗教遺跡群です。ヒンズー教の神話を描いた浮彫を有する71の塔が残されています。優れた芸術作品としてだけでなく、当時の東南アジア各地との文化交流史を伝える貴重な遺跡として名高く、1999年に世界遺産に登録されました。
 両殿下は、クアンナム省人民委員会外務局やミーソン遺跡管理事務所関係者らのお出迎えを受け、ガイドのトー氏の案内によりミーソン遺跡をご視察になりました。
 両殿下は、ミーソン遺跡、かつてチャンパ王国の都のあったチャーキエウ、ホイアン、クアラオチャム島が東西一直線上に並び、それに沿うようにトゥー・ボン川が流れていること、それぞれの地が信仰の中心、政治の中心、貿易と経済の中心を担っていたこと、本遺跡の建築方法などについての説明を受けられました。両殿下は、時に質問を交えながら、歴史空間での有意義な一時を過ごされました。