妃殿下 キムヴィエットご視察

令和5年9月23日(土)

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作業場をご覧になる妃殿下

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手話を交えて懇談される妃殿下

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キムヴィエット社で制作しているぬいぐるみ

 キムヴィエット社は2013年に創業し、手芸品の制作・販売、手芸品制作体験事業、カフェを手がける民間企業です。現在、聴覚障害者を中心に身体障害者を雇用しており、社長のファム・ヴィエット・ホアイ氏自身も身体障害者であり、「働くこと(雇用)を通じて、身体障害者が自立すること」を目標に掲げています。
 妃殿下は同社長の案内により、ミシンを使い裁縫を行う作業場に入られ、従業員が制作する商品の説明に耳を傾けられました。また、室内はシナモンのような良い香りが漂っていることを妃殿下は質問され、同社で制作しているぬいぐるみの中には、綿とともにシナモンと八角を砕いたものを入れているとの説明を受けられつつ、スタッフ一人一人にベトナム手話でお話になり、ミシンでの縫製作業、綿を詰める作業をご覧になりました。
 作業場を後にされた妃殿下は、同施設内のカフェにお立ち寄りになり、同社長おすすめのオレンジやレモングラスの入ったピーチティーをベトナムの手話で注文され、同施設で製作したぬいぐるみについて、時々ベトナムの手話と日本の手話を交えながら、施設の従業員とにこやかに交流されました。