オペラ「アニオー姫」ご鑑賞(オペラハウス)

令和5年9月22日(金)

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歌劇場における両殿下

 両殿下は、レセプションパーティーに臨まれた後、オペラ「アニオー姫」を鑑賞されました。両殿下は、越日外交関係樹立50周年委員会委員長であるクアン副首相らとともに着席されました。オペラが開幕すると、両殿下は熱心に舞台をご覧になり、アニオー姫(ゴック・ホア王女)と荒木宗太郎との出会いの場面や、結婚して日本に移り住んだアニオー姫がふるさとで暮らす両親への思いを歌い上げる場面など、両国の歌手の力強い歌声が響くたびに、拍手を送られました。
 
 荒木宗太郎は17世紀初頭の御朱印船貿易商です。長崎から広南国(現在のベトナム中部)へ赴き、国王の信頼を得てアニオー姫(ゴック・ホア王女)と結婚しました。その後、長崎に移り住んだアニオー姫の輿入れの様子は、現在も「長崎くんち」において、7年に1度「御朱印船」の演目で再現されています。