「サンデー毎日」(平成24年7月22日号)の記事について

平成24年7月10日

「サンデー毎日」(平成24年7月22日号)の「いまだに授業参観「子離れ」できない雅子さま」と題して書かれた記事に関する事実関係及び宮内庁東宮職としての対応は下記のとおりです。

  1. 「サンデー毎日」(平成24年7月22日号)では「いまだに授業参観「子離れ」できない雅子さま」と題し,「雅子さまは,今も時おり学校にいらしているんですよ。週に2,3回,やや遅い午前中にいらして,愛子さまの下校よりも早く帰宅されているようです。貴賓室で過ごされているようですが,廊下から愛子さまのクラスの授業を見ていることもあるんです」とする「初等科のある保護者」の発言を基にする記事を掲載していますが,東宮大夫の記者会見などでも言及しているとおり今年に入ってからは妃殿下のお付添いは無く,当該記事は全くの事実無根です。

    また,愛子内親王殿下のご発言を受け,父母会で学校側から「算数のテスト問題について子どもたちから指摘があり,配慮が足りない部分が確かにありました。今後はもう少し,児童の理解できる内容に改めます」との説明があり,「その後,テストの問題数は一気に半分に減った」という内容の記事を掲載していますが,学習院初等科に確認したところ,そのような内容の事実は一切無く,また,父母会には東宮職職員が出席しておりましたが,記事にあるような学校側の説明も一切無く,全く事実に反します。

  2. 宮内庁東宮職においては,「サンデー毎日」編集部に対して,充分な検証作業も行わないまま,事実に反する憶測記事を掲載する報道姿勢に疑問を感じざるを得ませんので,厳重に抗議するとともに,訂正を求めました。