伝統文化でんとうぶんかを受けがれて

天皇皇后両陛下てんのうこうごうりょうへいかは、おりれ、和歌をおみになります。年の始めに皇居で行われる歌会始うたかいはじめでは、両陛下りょうへいかのお歌も披露ひろうされます。また、天皇陛下てんのうへいかは、昭和天皇しょうわてんのうが始められた稲作いなさく上皇陛下じょうこうへいかから受けがれ、皇后陛下こうごうへいかは、昭憲皇太后しょうけんこうたいごう明治天皇めいじてんのう皇后こうごう)が始められたご養蚕ようさん上皇后陛下じょうこうごうへいかから受けがれています。

毎年1月に皇居で歌会始の儀が行われ、両陛下も和歌を詠まれています。 毎年5月に皇居内の水田で苗をお手植えになっています。 毎年9月に皇居内の水田で稲刈りをなさっています。
毎年1月に皇居こうきょ鎌倉時代かまくらじだいに始められたと言われる歌会始うたかいはじめが行われています。

なるほど知識ちしき
和歌は昔から皇室こうしつ伝統でんとうとして重んじられています。歌会始うたかいはじめは、全国と海外から送られてきた和歌からえらばれたものが伝統的でんとうてきみ方で披露ひろうされます。

毎年5月に皇居内こうきょないの水田でなえをお手植えになっています。

なるほど知識ちしき
たねまき、田植え、稲刈いねかりと米作りの最初さいしょから最後さいごまでなさっています。

毎年9月に皇居内こうきょないの水田で稲刈いねかりをなさっています。
ご給桑をなさる皇后陛下    
皇居こうきょ御養蚕所ごようさんじょはるから初夏しょかにかけて、かいこをおそだてになりまゆ収穫しゅうかくなさっています。