京都御所きょうとごしょの建物たてものの中で最も格式かくしきの高い正殿せいでんである紫宸殿ししんでんは、伝統的でんとうてきな儀式ぎしきを行うために、平安時代へいあんじだいの建築様式けんちくようしきで建てられており、現在げんざいの建物では明治めいじ、大正たいしょう、昭和しょうわ、三代の天皇の即位礼そくいれいが行われました。建物内部ないぶには即位礼の際に使用しようする天皇てんのうの御座ぎょざである高御座たかみくらと皇后こうごうの御座である御帳台みちょうだいが安置あんちされています。