野鳥の写真・観察地域

マガモ(カモ科)

写真 説明
マガモ
分布図
○大きさ、形態、鳴き声
全長:59cm、翼開長:96cm
雄は体が上下面とも淡い褐色で、遠くからは灰色または白っぽく見えます。頭は緑色、胸は紫がかった暗褐色、白い首輪があります。雌は全体が褐色で顔が淡色。黒褐色の斑紋が全身にあります。
○生態特性
主に冬鳥として全国の湖沼、池、河川、入り江などに生息します。狩猟鳥になっているため、昼間は安全な水面で休んでいることが多く、夜間に水辺の岸等で餌を取ります。地上を歩いて草の実をついばんだり、泳ぎながら首を水に突っ込んで水草をとったりします。
○観察時期・難易度
秋季から冬季に、濠で少数観察できます。
○観察のポイント
場所:白鳥濠、天神濠、周辺の各濠
東御苑では、秋季から冬季に、濠で休息や採餌行動をする姿が観察できますが、数は少ないです。白鳥濠や天神濠など、開けていない場所の方が比較的よく見つかります。

参考資料:鳥630図鑑((財)日本鳥類保護連盟)、東京都レッドリスト鳥類2010年版

写真:宮内庁

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