花ひらく個性,作家の時代-大正・昭和初期の美術工芸
平成22年3月30日(火)~7月4日(日)
第1期:3月30日(火)~4月25日(日)
第2期:5月1日(土)~5月30日(日)
第3期:6月5日(土)~7月4日(日)
毎週月曜日・金曜日及び展示替の期間。ただし,5月3日(月・祝)は開館します。
3月30日~4月14日:午前9時~午後4時15分(入館は午後4時00分まで)
4月15日~7月4日:午前9時~午後4時45分(入館は午後4時30分まで)
当館は,平成5年11月の開館以来,年に4回の企画展覧会を基本にして,これまで様々な視点から収蔵品を紹介してきました。その第50回目の節目となる本展では,当館で展示する機会の少なかった大正から昭和初期に制作された日本画,彫刻,工芸の優品を選んで紹介いたします。
大正から昭和初期にかけては,在野の美術団体が数多く結成されて作家たちが独自に発表の場を設けるなど,美術界に新たな動きが見られました。それぞれの作家が個々の表現を模索して制作に打ち込み,個性的で多彩な作品が花ひらくように次々と生み出された時代でした。そのような背景の中,皇室の御下命や,あるいは御慶事のお祝いの品などとして献上する作品を依頼された作家たちは,伝統を意識しながらも,独自の新しい表現,装飾美を追求しました。また,皇室では美術の奨励のため,当時開催されていた官設の美術展覧会をはじめとする様々な展覧会において出品作を数多くお買上げになりました。お買上げ作品の中には発表時より高い評価を受け,各作家の代表作として位置づけられる名品も含まれています。
皇室に伝えられたこれらの大正・昭和初期の作品を通して,この時代に活躍した作家たちの,それぞれ魅力ある個性に触れていただければ幸いです。




