三の丸尚蔵館 御即位30年・御成婚60年記念特別展について

1. 展覧会名

御即位30年・御成婚60年記念特別展「御製・御歌でたどる両陛下の30年」

2. 会期

平成31年2月2日(土)~4月21日(日)
           〔休館日〕
           毎週月曜日・金曜日
           ただし,2月11日(月・祝)は開館し,翌12日(火)は休館します。
           〔開館時間〕
           2月28日(木)まで:午前9時から午後3時45分まで(入館は午後3時30分まで)
           3月2日(土)から4月14日(日)まで:午前9時から午後4時15分まで(入館は午後4時まで)
           4月16日(火)から:午前9時から午後4時45分まで(入館は午後4時30分まで)

3. 概要

本展は,天皇陛下のご即位30年を記念するとともに,天皇皇后両陛下のご成婚60年を祝して,ご即位後の両陛下の歌会始における御製(ぎょせい)御歌(みうた)を紹介し,それぞれの御歌(おうた)の情景や関連する行事等の写真を展示することによって,両陛下の30年にわたる歩みを振り返ろうとするものです。

天皇陛下は,平成28年8月8日のおことばにおいて,「私はこれまで天皇の務めとして,何よりもまず国民の安寧と幸せを祈ることを大切に考えて来ましたが,同時に事にあたっては,時として人々の傍らに立ち,その声に耳を傾け,思いに寄り添うことも大切なことと考えて来ました。」と述べられました。また,天皇が象徴であると共に,国民統合の象徴としての役割を果たすために各地を巡って多くの人々と触れ合われたことについて,「天皇として大切な,国民を思い,国民のために祈るという務めを,人々への深い信頼と敬愛をもってなし得たことは,幸せなことでした。」と述べられました。

両陛下の御歌には,先の大戦の犠牲者,苦難の歴史を歩んできた沖縄の人々,大震災等の自然災害による被災者,外国に暮らす日系人,それぞれの地域に暮らす様々な人々への思いが溢れ,国の平穏と国民の幸せを祈り続けてこられたお姿が凝縮しています。また,ご夫婦としての細やかなご配慮やご家族への愛情,静かな日々のお過ごしを詠まれた御歌からは,思わず心が和み,癒やされる余韻が伝わってきます。

本展では,この他にも両陛下のご著書や皇后陛下のご養蚕により修復された文化財,両陛下が相互にお取り交わしになった記念のお品も紹介しています。

本展の開催が,多くの人々の心の支えとなり,希望となってこられた両陛下の30年間に及ぶご活動を思い起こす一助となることを願いつつ,ここに,これまで温かくお見守りいただいた両陛下への感謝の意を表する次第です。


4. 主な展示作品

歌会始における御製・御歌,関連の御写真

平成30年御製「語」御懐紙
平成30年御製「語」御懐紙
平成21年御歌「生」御懐紙
平成21年御歌「生」御懐紙

両陛下が互いに交わされたお品

「布目象眼魚文書鎮」
皇后陛下より天皇陛下へ
「布目象眼魚文書鎮」
「糸箪笥」
天皇陛下から皇后陛下へ
「糸箪笥」

天皇陛下のご研究                                                皇后陛下のご著書

『日本産魚類大図鑑』昭和59年(1984)
『日本産魚類大図鑑』昭和59年(1984)
『橋をかける』平成10年(1998)
『バーゼルより』平成15年(2003)

両陛下御肖像

(平成30年 野田弘志作)
(平成30年 野田弘志作)

皇后陛下の御養蚕に関する品

小石丸の糸による正倉院宝物「八稜唐花文赤綾」の復元品
小石丸の糸による「春日権現験記絵」の表紙裂の復元品

このページのトップへ