「京都御所 宮廷文化の紹介」<平成29年秋>

「京都御所 宮廷文化の紹介」<平成29年秋>展示の説明

儀式の紹介 人形展示「叙位・除目」 清涼殿

平安時代より宮中で行われた年中行事「叙位じょい」と「除目じもく」の儀式の様子を,儀式書や絵巻などをもとにして,人形と調度を用いて表現します。「叙位」は位階を授かる人,「除目」は官職に任命される人を決定する儀式です。これら授位任官の政務は,公事の中でも重要な儀式とされ,天皇のお住まいであった清涼殿の東弘廂に公卿が着座し,東廂に出御された天皇の御前で行われました。

装束(十二単)展示 大臣宿所

十二単じゅうにひとえは,平安時代から宮中において用いられるようになった女性の装束で,男性の正装である「束帯そくたい」に相当する装束です。本来はいつつぎぬからぎぬといい,十二単は通称です。数多くの衣を重ねて着る装束であり,ひとえ,五衣,うちぎぬうわ,唐衣,裳の順に着用します。着用順に衣を展示することで,装束を分かりやすく紹介します。

御倚子の展示 管理事務棟

京都御所に伝わる御倚子ごいし3脚を展示します。古代より宮中で天皇がご使用になった椅子は御倚子とよばれ,御倚子は鳥居形の背もたれや勾欄がつき,木目塗に螺鈿が施されるなどの伝統的な形式をもつものです。

今回は,清涼殿の殿上てんじょうの間をはじめ同殿台盤所だいばんどころや紫宸殿で使用されたと伝わるものを展示します。

※現在紫宸殿にある高御座・御帳台の御倚子ではありません

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