「京都御所 宮廷文化の紹介」<平成30年春>の開催について

「京都御所 宮廷文化の紹介」<平成30年春>展示の説明

儀式の紹介 人形展示「和歌御会わかごかい」 御学問所

古来,宮中で行われた行事「和歌御会」を取り上げ,御学問所で行われている様子を,記録や絵図などをもとに,人形と調度を用いて表現します。古くから日本では和歌が親しまれており,宮中では天皇のもとに近臣が集い,共通の題で歌を詠み合う「和歌御会」が開かれていました。平安時代は清涼殿を中心に行われていましたが,近世には,新たに書院造の要素を備えて建てられた御学問所や小御所を用いて行われるようになりました。時代を超えて伝えられてきた「和歌御会」の伝統は,皇居宮殿松の間で毎年1月に行われる「歌会始の儀」に今も受け継がれています。

障壁画と建物の特徴の説明 御常御殿

御常御殿の建具を開放し,室内に画かれた障壁画や建物の特徴,使われ方について,パネルを用いて分かりやすく説明します。

  • 参考:上段の間 ぎょうにん賢図けんと治図ちず(筆者・狩野 永岳)
  • 中段の間 大禹戒酒防微図たいうかいしゅぼうびず(筆者・鶴沢 探真)
  • 下段の間 高宗夢賚こうそうむらいりょう弼図ひつず(筆者・ さい 重就しげなり

杉戸絵の展示 管理事務棟

参内さんだい殿でんひがし御縁ごえん座敷ざしきにある杉戸と皇后宮こうごうぐうつね御殿ごてんきた御縁ごえん座敷ざしきにある杉戸,計2点を展示します。2点とも「はなかご」と題された作品で,色とりどりの花が盛られた竹籠を画いた華やかな杉戸絵です。参内殿のものは鈴木百年ひゃくねん,皇后宮常御殿のものは山本たんさいが描画を担当しました。

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