昆虫の写真・観察地域

ショウジョウトンボ(トンボ科)

写真 説明
ショウジョウトンボ
分布図
○大きさ、形態
全長:44~55mm
成熟したオスは目や顔、脚まで真っ赤になります。翅の基も濃い赤色になります。メスはオスに比べると地味な色彩です。腹部の側稜が目立つがっしりした感じがするトンボです。
○生態特性
平地から丘陵地の池沼などに生息します。夜中に羽化し、林縁や草地で過ごしたあと、成熟すると水辺に戻ります。交尾は飛びながら短く行われ、その後メスは打水産卵を繰り返します。
○観察時期・難易度
夏から秋に池や芝地で観察できます。
○観察のポイント
場所:二の丸池、白鳥濠、本丸芝生地
東御苑では、夏に芝地上空を飛翔している姿が観察できます。夏から秋にかけて池上空でのパトロール飛翔する姿が観察でき、真っ赤な色がよく目立ちます。

写真:宮内庁

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