所蔵資料詳細

伏見天皇御集(ふしみてんのうぎょしゅう)

伏見天皇御集
鎌倉時代の伏見天皇(1265~1317)の宸筆(しんぴつ・天皇ご直筆)の御製和歌集。夏の歌が集められた1巻。古くから美術・書道の分野では「広沢切」として珍重され,掛軸などのために裁断された。この1巻は,嘉元5年(1307)の暦の裏に書かれており,暦が1年分完備されているので,伏見天皇が書き留められたそのままの形を残していることが明らかである。
伏見天皇宸筆
巻子本1軸