宮内庁宮内公文書館,新宿区・公益財団法人新宿未来創造財団 新宿歴史博物館共催 新宿歴史博物館開館30周年記念特別展「新宿御苑 ―皇室庭園の時代―」の開催について

1. 展示会名

新宿御苑 ―皇室庭園の時代―

2.主催・共催
  • 主催:宮内庁宮内公文書館,新宿区・公益財団法人新宿未来創造財団 新宿歴史博物館
  • 共催:新宿区教育委員会
3. 会期
  • 平成30年10月20日(土)~平成31年2月3日(日)
  • 休館日:平成30年10月22日(月),11月12日(月)・26日(月),12月10日(月),平成31年1月15日(火)・28日(月)
  • 年末年始休館:平成30年12月25日(火)~平成31年1月3日(木)
4. 開館時間
  • 9:30~17:30(入館は17:00まで)
5. 会場
  • 新宿区立新宿歴史博物館 地下1階 企画展示室
    住所:〒106-0008 東京都新宿区四谷三栄町12-16
    電話:03-3359-2131
    アクセス:
     ・JR・東京メトロ丸ノ内線・南北線「四ツ谷駅」下車 出口2より徒歩10分
     ・東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目駅」下車 出口4より徒歩8分
     ・都営地下鉄新宿線「曙橋駅」下車 A-4出口より徒歩8分
6. 入場料

常設展観覧料(一般 300円/小中学生100円)で観覧可能 

※団体割引 20名以上で半額 

7. 概要

江戸時代の新宿界隈は,信州高遠藩内藤家の江戸下屋敷があったことから「内藤新宿」と呼ばれていました。明治時代に入り,内藤家の屋敷地一帯は,大蔵省, ついで内務省管轄の「内藤新宿試験場」となり,明治12年(1879)に宮内省管轄の「植物御苑」となりました。さらに明治39年(1906)に西洋式庭園へと大改修された後,「新宿御苑」と改称されます。「御苑」では,観桜会・観菊会などの皇室行事が行われたほか,庭園や温室,鴨場,動物園等が設けられていました。現在,環境省が所管している新宿御苑は,皇室庭園の歴史を継承し,国民公園として各種イベントを開催するとともに,東京における貴重で広大な緑地として,多くの人々の憩いの空間となっています。

本展では宮内庁宮内公文書館が所蔵する公文書類や,新宿歴史博物館が所蔵する各種資料より,皇室庭園であった時代の新宿御苑の知られざる歴史を紹介します。

8. 主な展示資料
勧農局試験場の図
(1)勧農局試験場の図
明治11年(1878),内務省管轄時代の勧農局試験場へ英照皇太后が行啓された際の記録。桑園や養蚕室のほか製糸所,果樹園などが確認できる。(宮内公文書館蔵)

勧農局試験場を禁園に属する達書
(2)勧農局試験場を禁園に属する達書
明治12年(1879)5月,内務省管轄の勧農局試験場は「禁園」に属することが決められ,宮内省の管轄となり,名称が植物御苑(後の新宿御苑)と改められる。(宮内公文書館蔵)

養蚕に関わる英照皇太后の思召
(3)養蚕に関わる英照皇太后の思召
英照皇太后の養蚕に関わる思召を記した書。英照皇太后は,養蚕事業に熱心であり,史料中には献上された内藤新宿の土地で養蚕業を実施する旨が記されている。(宮内公文書館蔵)

新宿御料地元鴨場模様替之図
(4)新宿御料地元鴨場模様替之図
明治36年(1903),新宿御料地(後の新宿御苑)にあった鴨場を,動物園を含めた日本庭園へ改修した際の絵図面。(宮内公文書館蔵)

新宿御苑改造工事竣功図
(5)新宿御苑改造工事竣功図
明治39年(1906)に改修工事が竣工した際の新宿御苑図面。5カ年に及ぶ大規模な工事により,西洋式庭園に改修された。(宮内公文書館蔵)

貞明皇后,皇太子裕仁親王の観桜会行啓
(6)貞明皇后,皇太子裕仁親王の観桜会行啓
大正11年(1922)4月に開催された観桜会での写真。貞明皇后,皇太子裕仁親王(昭和天皇)が英国皇太子エドワード親王とともに,御苑内を巡られた様子がうかがえる。(宮内公文書館蔵)

新宿御苑内新築休憩所五拾分之壱之図
(7)新宿御苑内新築休憩所五拾分之壱之図
明治29年(1896),新宿御苑内に新築された洋館の御休憩所図面。昭和20年(1945)の空襲による焼失を免れた,現在も残る建物の1つである。(宮内公文書館蔵)

新宿御苑写真
(8)新宿御苑写真
昭和初期の新宿御苑内を撮影したパノラマ写真。左端には,台湾閣と呼ばれる旧御凉亭が写る。(宮内公文書館蔵)

植物標本(イチゴ)
(9)植物標本(イチゴ)
新宿御苑内で栽培試験されていたイチゴの標本(大正期)。(新宿歴史博物館蔵)

籐椅子
(10)籐椅子
新宿御苑内で使われていた籐椅子。(新宿歴史博物館蔵)

9. 関連行事
  • 共催展示の関連行事として下記の要領で講演会とギャラリートークを行います。
◎特別展記念講演会(要事前申込)
  • ・「内藤新宿試験場と明治前期の勧農政策」
    【日時】11月3日(土・祝)14時-16時
    【講師】國雄行(首都大学東京人文社会学部教授,新宿区文化財調査員)
    【会場】新宿歴史博物館2階講堂 【定員】100名(多数抽選)
    【料金】500円(常設展示招待券付) 【申込締切】10月19日(金)必着
  • ・「新宿御苑と明治神宮-『苑』がとりもつ不思議な縁」
    【日時】12月15日(土)14時-16時
    【講師】山口輝臣(東京大学大学院総合文化研究科准教授)
    【会場】新宿歴史博物館2階講堂 【定員】100名(多数抽選)
    【料金】500円(常設展示招待券付) 【申込締切】11月30日(金)必着
  • 【申込方法】
    9月5日(水)から受付開始。往復はがき または 新宿歴史博物館ウェブサイトからお申込みください。
    *講演会名・住所・氏名・電話番号・年齢・性別,新宿歴史博物館友の会会員はその旨を明記してください。
    *1通で1名のみ申込み可。*2つの講演会はそれぞれ別にお申込みください。
    ◎ギャラリートーク ―担当学芸員による見どころ解説

      【日時】会期中の毎週土曜日 13時-(約30分間)
      【集合】新宿歴史博物館地下1階 企画展示室前
      【申込】不要 【料金】無料(ただし常設展示観覧券または半券が必要です)


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