収蔵作品詳細

動植綵絵(どうしょくさいえ)[国宝]

画像 説明
動植綵絵
伊藤若冲(1716~1800)
30幅
江戸時代、宝暦7年(1757)頃~明和3年(1766)頃
絹本着色 各141.8~142.9×79.0~79.8
現在も京都・相国寺に伝わる伊藤若冲筆「釈迦三尊像」を荘厳するために描かれた、30幅に及ぶ花鳥図の大作で、若冲の代表作として名高い。様々な植物、鳥、昆虫、魚貝などの生き物の生命感をいかに瑞々しく描写するかにこだわった若冲によるこれらの作品は、どの作品のどの描写もが、観る者を魅了する。明治22年(1889)、相国寺より献上。