収蔵作品詳細

花鳥十二ヶ月図(かちょうじゅうにかげつず)

画像 説明
花鳥十二ヶ月図
酒井抱一(1761~1829)
12幅
江戸時代、文政6年(1823)
絹本着色 各138.9~140.2×49.3~50.5
酒井抱一は、花鳥図や草花図を得意とし、琳派芸術の再興を志して豊かな叙情性と装飾性を追求し、独自の画風を示した。彼の作品には数種類の花鳥十二ヶ月図が知られるが、その中でも本作品は、構図が整い、配色も鮮明な優品である。抱一62歳の作品と判る基準作としても貴重。