ホイアン旧市街(御朱印船、日本文化の家、日本橋)ご視察

令和5年9月23日(土)

「御朱印船」のレプリカの説明を聞かれる両殿下
「御朱印船」のレプリカ
地元学生の出迎えを受けられる
日本文化の家にて
日本文化の家2階からホイアン旧市街をご眺望
工事中の日本橋で修復工事の概要説明を聞かれる
ホイアン旧市街の夜景

ホイアンはクアンナム省北部トゥボン川河口に位置するかつての貿易港です。16世紀末から17世紀にかけて国際貿易港として繁栄し、日本人商人たちが居住し、「日本街」を作っていました。17から18世紀頃の伝統的な街並みが保存されており、1999年には世界遺産に登録されました。

両殿下は、ファン・ヴィエット・クオン・クアンナム省党委書記夫妻らのお出迎えを受け、ガイドのロアン氏の案内で、古い街並みの残るホイアン旧市街をご視察になりました。

両殿下は、ホイアン旧市街の入口に設置されている御朱印船のレプリカ(長崎県及び長崎市等を中心に構成された「御朱印船プロジェクト実行委員会」が長崎駅に展示されていた御朱印船のレプリカを修復し、2017年にダナンで開催されたAPEC首脳会議に合わせて寄贈したもの)をご覧になりました。

また、2階建ての昔ながらの木造の一軒家の「日本文化の家」では、御神輿や和服姿の女性による茶道や折り紙の実演、ホイアンと日本の交流の歩みの展示をご覧になりました。

日本文化の家を後にされた両殿下は、JICA海外協力隊員の宮﨑真緒氏から「日本橋」の概要説明を受けられ、修復作業中の日本橋をご覧になりました。修復工事に日本の技術がどう活かされているかについて、両殿下は熱心に耳を傾けられました。その後、両殿下は幻想的にランタンが灯る中、コン・ヌー・ゴック・ホア通り(ゴックホア王女通り)を散策され、ダナンの夜景を楽しまれました。