
京都は,桓武天皇が都を遷(うつ)されて以来明治初期までの1千年あまりの間,天皇のお住まいのあったところです。
京都御所は,その古来の内裏の形態を今日に保存している由緒あるもので,現在の建物はおおむね安政2年(1855年)に造営されたものです。即位の儀式などを行った紫宸殿は,南庭(前庭)を回廊がめぐり,日華門,月華門,承明門などの門が開いています。紫宸殿の西北に清涼殿,東北に小御所があり,さらに御学問所・御常御殿などの御殿や,建礼門・宜秋門・建春門・清所門などの門があります。

17世紀前期,後水尾天皇の中宮であった東福門院のために造営されたのに始まり,現在の御殿は英照皇太后(孝明天皇女御)のために造営され,慶応3年(1867年)に完成したものです。現在は,地方行幸啓の際のご宿泊所として使用されています。

17世紀前期,後水尾天皇が上皇となられた際に造営されました。京都大宮御所と敷地はつながっています。御殿は嘉永7年(1854年)に焼失したのを最後に再建されませんでしたが,庭園・茶室などが残っています。